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2001年17回・2002年・10回・2003年・12回・2004年・11回でこのメールも50回になった。「湘南高校の現役の様子」を中心に、神奈川の高校サッカー、国体のこと、日本のサッカー、世界のサッカー、技術論を主に言いたいことを並べてきた。そして最近は個人的な「絵画の世界」まで発展した。
2001年・5月に書き始めた「中メール」も50周年を迎え、此処で一つの区切りとして、少し休ませて貰いたいと思っている。本心はこれで終わりにしたいのだが、別紙に50回の内容をまとめてみたがなかなかバライティーに富み、結構OBにも読んでいただき色々反応があるので、取り敢えず休刊としたい。
日本のサッカー事情も大きく変化してきている、現職の「サッカー協会・会長」の立場から現実を逸脱した事も書けないので、色々苦労している。即ち親元の「日本サッカー協会」が急速に変化するので、ついて行くのが大変である。
只私はあまり急ぐなと言う意見なので取り残されそうである。これも実はどうでも良いことで、サッカーの本質に少しでも触れて行きたいと思って書いてきた。サッカーが新しくなったと、よく言われるが別にこの100年そんなに変化していないと言うのが本心である。
サッカーに使われる「言葉・表現」がハイカラになってきて、流行に乗った素晴らしい指導法があるような錯覚に陥ることが多々ある。50年前に大学の「球技研究室」で一生懸命 ホ ゙ ー ルを蹴り、クラマーさんの指導を真剣に取り組んだあの時代のサッカーが懐かしい。
大学卒業後も京都の大学で毎日「筋電図」を眺め「キネシオロジー」の世界に首を突っ込みキックの分析・メカニズム等を勉強しながらサッカーの指導書を仲間と一緒に執筆したのが昭和34年だった。そんな経験を通して学んだ物を湘南に赴任して現場に生かし始めたのが昭和36年になる。
未だその頃は神奈川の高校も参加校が24〜36チームだったと思う。 サ ッ カ ーの専門家も2、3人で全て私一人で運営してきた。審判・技術・大会運営全般…試合もW・Mシステムを殆どの学校がやっていた。そんな時代に始めて4人バックでスイーパーを置いた新しいシステムで昭和40年に関東大会で優勝した。あれから40年経ち高校サッカーも随分と様変わりした。
年間のスケジュールを見ても「新人戦」「関東大会予選」「全国総体予選」「選手権予選」この4大会をトーナメントで50年以上開催してきたが、この数年間にリーグ戦が導入され「プリンスリーグ」「選手権2次予選リーグ」「U―17リーグ」「新人戦・地区リーグ」等1・2年生も対象にしたリーグ戦が増えてきた。
今年は3月に現役と一緒にスペイン遠征に参加して、あのバスク地方独特の「アスレチィック・ビルバオ」の純血主義・100年の伝統「おらがサッカー」を見てきて、ヨーロッパのサッカーの本質を垣間見て来た。湘南高校の生徒にはこの経験は凄い財産になったと確信して帰ってきた。
「百聞は一見」見る事・経験する事・湘南高校生徒の将来を考えて、この遠征は隔年であっても継続させたい事業だと思っている。その後6月にはポルトガルまで行き「ユーロ2004」準決勝を観戦してヨーロッパサッカー100年の歴史を理解出来たような気がしている。
先日世界ユース・アジア地区予選準々決勝で「大熊監督」率いる日本代表がカタールに押し込まれながら0‐0のPK勝をおさめ、世界大会へ駒を進めた。
(カタールの10番の選手は日本人にはいない素晴らしい技術を持っていた)
30年前アジアユース大会・バンコクで「平木・八重樫・鈴木」のスタッフでベスト8になった時を思い出した。あの時もビルマ・タイ・は日本よりはるかに技術は優れていた。
最近5年間の湘南高校の成績を整理して見た。新人戦・関東予選・は何とか一次を突破して二次予選で一つ二つは勝っているのでベスト16〜32は確保している様だ。総体も選手権も同じように16〜32の位置が続いている様で、過去の栄光にはイマイチ届かないが、ここで良い選手が1・2名入ればベスト2〜4を確保して県代表も夢では無くなるだろう。
サッカーは奥が深い、システムだスタイルだを言っているうちは未だ素人の領域かもしれない。やはり本質は高い技術と精神・気候風土から来る国民性にまで発展してくるのだろう…そんな事を考え次回の再開を夢見ながら、ひとまず筆を置きたいと思っている。
奥が深いと言えば「絵画の世界」もまだまだ入り口に入ったばかりだ、この休みの間に少し勉強して人様に見せられるような作品が描けるようにしたいと思っている。これも次回まで期待しないで待って欲しい。
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「中メールNO49」
「高校選手権1次予選」 2004・8・21
冬の全国高校選手権一次予選が8月11日から始まった。この大会を目指して、今年は夏の合宿を「菅平」で7月末に行った。湘南としては初めての事だろう今年の異常な暑さを避けて涼しい1000メートル高地での合宿は正解だったと言えよう。私も3日ほど付き合ったが芝生でのトレーニングは快適であった。
春のスペイン遠征、夏の菅平合宿、今年の選手は恵まれている。特に最後まで残った3年生5名は思い出に残る高校のサッカー生活だったろう。大会前練習試合を、秦野高校・城北工高校・市ヶ尾高校と行い十分にコンデションの調整も出来て大会に臨むことが出来た。
予選二回戦は対五領 ケ台高校2-0の試合は楽勝のような結果だったが3年の小川遼・橋本の得点で何とか勝てたゲームで決して内容は褒められた物では無かった。三回戦は金沢総合高校(富岡・東金沢・統合)で相手はかなり力はあったが、前半1-0とリードされた試合を逆転し、何とか体力と精神力の粘りで 小川遼の2得点で逆転で勝ち上がった。
ブロック準決勝の試合は予想どおり総合力に勝る武相高校が終始押し気味のゲームであったが、湘南の粘り腰で前半は対等以上に戦い、後半は守備の乱れからミスが重なり1-4の完敗に終わり3年生の夏は終わった。私も「スペイン」や「菅平」にご一緒したこともあり、非常に残念であった。
最後まで戦った五人の3年生に「ご苦労さん」そしてこの経験は「一生の宝物になる」事を強く言っておきたい。1、2年生は次に向って頑張って欲しい。
時あたかも「アテネオリンピック」の真っ最中、個人種目の柔道・体操・が大活躍の中、サッカーの山本ジャパンの完敗は別の機会にしっかりと分析したい。
正月の選手権1次予選を夏に開催し、二次予選を秋にリーグ戦《16チーム》で戦い、3次予選は決勝トーナメントで代表を決める、この方式は良い面もあり、またマイナスもある。多分トップのチームは「関東プリンスリーグ」「天皇杯予選」等と重なりかなりハードになってくるだろう。
湘南高校のような普通高校の目標は先ずは「1次予選突破」ベスト16が第一目標になってくるだろう。来年に向けてすでに1・2年生で次への出発が始まった事をOB諸兄はご理解し、ご声援・ご援助を御願いしたい。
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「中メールNO48」
「ユーロ・2004観戦記」「山口晴夫君を偲ぶ会・報告」 平成16年6月29日〜
ヨーロッパ選手権大会準決勝2試合、3泊5日の強行軍で ホ ゚ ル ト カ ゙ ルまで行ってきました。試合内容については既にwowowのTV観戦で皆さんご存知のとおり、予想に反してギリシャの優勝で幕を閉じましたが、高い金と時間を使っての旅行はそれなりに現地まで行って良かったと自己満足しています。
何が良かったか?それは歴史と伝統を誇る本場ヨーロッパのサッカーの本質に肌を触れるだけで「サッカーと言うスポーツ」の「奥の深さ」を感じ、来年は「古希」を迎える爺が益々 サ ッ カ ーが好きになってくる魅力を感じてきました。
本場ヨーロッパのサッカーは南米やアフリカの「球蹴り」と若干サッカーの質が違うようだ。個人スポーツと違った・団体・チーム・国家・戦争・をイメージされたサッカーが繰り広げられ、それはスポーツと言うより闘争・戦争に近い物なのかもしれない。あのように民族が一つになって応援する物が…・・ヨーロッパのサッカーらしい・・
反則をするファールの質が違う、それはダーティーな汚い反則は無い、主審も選手も監督もお互いに納得のできる範囲で反則を犯し、ゲームはスムースに流れて行く,サッカーと言うドラマを観衆も選手も皆で協力して演出している、スタジアムは、何かドラマを見ているようで何とも居心地の良い場所になる。
さて準決勝のポルトガル2対1オランダのゲームで特筆したいのはゲーム内容は皆さん知っているので、ここでは肌で感じた現地の様子を少し報告したい。
昼過ぎからリスボンの中央広場に集まったオランダのサポーター・数千の大観衆がスタジアムを目指して大行進する雰囲気に接するだけで興奮を覚えた。
そして試合が終わり今度は勝ったポルトガルの大応援団がこの中央広場にテレビ観戦を終えた町の中から涌き出る様に集まり、深夜遅くまで旗を振り、大合唱を繰り広げる姿は正に歴史と伝統を強く感じる一幕だった。
「オランダ・サポーターの大行進」

翌日はサッカー仲間6人、ベンツのワゴン車で「ポルト」まで往復の強行軍だった。ギリシャ1対0チェコの試合は玄人好みの試合で、大変内容の濃いゲームだった。試合の中身は兎も角、この後ポルトガルを破って優勝したギリシャの監督「オットー・レーハーゲル」と言うドイツ人監督に触れてみたい。
古典的サッカーと言われ国を追われギリシャでヨーロッパを制したこの監督の才腕は、私ごときには分析できないかもしれないが、チーム、組織、でヨーロッパナンバー3のフランス・チェコ・ポルトガルを粉砕したディフェンスは個の能力をチームの総合力で力を倍化した方法は、私好みであった。
即ちギリシャの個は8の力があり総合すれば88になるが10の力を持った、フランスのアンリ・トレゲゼ、チェコのコレルとバロッシュ、ポルトガルのフィーゴ・デコ等を完封したわけで、個の力が優れていれば見ていると楽しいが、総合力では結果的にはそれ以下だったと言う事になってしまった。
もっと解かり易く言えば10の力の2人より7の力3人の方が20対21で総合すれば上になる理論が、私の好きな古き良き時代の戦術なのかもしれない。
湘南高校もそのような方法で過去にも関東大会で優勝した記録があるので、又そんな夢物語があるかも知れない思いでグランドに顔を出している。
7月10日(土)藤沢グランドホテルでOB会の有志が幹事になって(同期の45回浅倉・横山を中心に41回相羽・48回関・50回沢田)の協力を得て約50名の参加者で「偲ぶ会・残された家族を励ます会」が盛会に行なわれた。
冒頭彼の冥福を祈り黙祷を捧げ私の挨拶から始まったが、彼の思いでとして残るのは1998年フランスワールドカップ観戦ツールーズで日本が始めて戦ったアルゼンチン戦を一緒の席で大声で「君が代」を歌ったのが鮮明に残っている。毎年の様に静岡遠征に同行してベンチから良く通る声で応援してくれた。
49日も過ぎ山口家菩提寺「教恩寺」(鎌倉駅から10分)へ6月中旬にお参りして来た。教え子や後輩達の墓参りは気持ちが沈みがちになるが、終えると何かホッとした気分になり「偲ぶ事が出来て」来て良かったと思った。
会の中で各代の代表者のスピーチが行なわれ、皆それぞれ「晴夫君」に世話になった思い出話が延々と続いた。「岩淵先生の話・OB会の彼の功績」「ペガサスの思い出」「同期のギャグ…・」時を忘れ39回小泉君から64回全国大会代表の若いOBまで、多くの有志の参加を得て会はいつまでも彼の思い出話が続いた。彼も草葉の陰で喜んでくれただろう。大変良い会であった。 合掌
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「中メール・NO47」
「描く楽しさ・・・」 2004・6・7
標題に生意気な題名をつけたが 最近時間に余裕が出来たのでまた下手な絵を描きだした。別に絵心があるわけでもないのに 描き出すと時間を忘れるほど楽しいし 集中できる。下手の横好きと言う奴で 何も解らず夢中で描いているので そのうちに挫折するかもしれない。
そんな訳で最近は地方のサッカー大会に行くと 絵になりそうな場所を探してスケッチをしてくる。先日も関東高校サッカー大会が栃木県であったので朝早く散歩をして、絵になる場所を探して描いてきたのが下の作品である。今回の本題は絵の話より関東大会の話である。
さて関東高校大会も今年で47回になるが昭和33年に私が大学を出た時に始まった大会であり このうち90%近く付き合ってきた大会である。プログラムにある「栄光の記録」を見ると、浦和市立、習志野、浦和南、古河一、帝京、市立船橋、等優勝常連高校、の中に湘南の名前もさん然と輝いている。
そして出場回数も7回・優勝1回・準優勝1回の記録はすばらしい記録であろう。この大会も回を重ね、時代の流れから随分と変化してきた。特に今年は定着してきたプリンスリーグとの関係で、チーム事情、県内予選のスケジュールの関係等で必ずしもその県のトップチームが出場していない県もあったようだ。
大会の発展について高体連はどのように考えているのか解らないが、チャンピオンを決めて上に繋がらない大会なのだから、各県の2番手チームを集めて大会を盛り上げるのも一つの方法かもしれない。以前各県代表4校で大会を開催した時代があったが、その時も同じねらいがあった様に記憶している。
今年の結果は準決勝、桐光0-1前商、流経大柏1-0花咲徳栄、決勝、前商1-3流経、で流経大柏の優勝で終わったが、かなり高校生の試合としてはレベルの高い内容だったと思う。特に神奈川県代表の桐光学園は対帝京戦2-1、対市立船橋戦も2-1の勝ちゲームは、2試合とも良い試合をやっていたので高く評価出来るだろう。
桐光学園の進歩は関係者の多くがプリンスリーグの効果を挙げている、確かに良い選手が集まった学校は、他県のレベルの高いチームとリーグ戦をやって来て、大きなプラスになっているようだ。逆に日大藤沢高校はあまり進歩が見られないのは何故だろう・・・この辺ももそのうち掘り下げて見たい。
さて湘南の現状に少し触れてみたい。新1年生が25名そこそこに蹴れる選手が入部してきた。少し時間が出来たので週2日グランドで大声を出している。
これも年寄りの健康の為には効果がある。古典的サッカーを選手達は聞く耳を持っている。又近いうちに関東大会の出場も夢では無いと思う。
最後に又「お絵描き」の話で〆てみたい。スペインで描いていて感じた事は外国の建物は直線的で、カラフルなので描きやすい景色が多かったが、最近は日本も諸外国に劣らず、描きやすい題材が増えてきた。 「赤レンガ倉庫…」等
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「中メールNO46」
「リーガ・・、サッカーの3B」 2004・5・24
5月になり世界各地の国内リーグ戦の終わりが近かづき、それぞれの国のリーグ戦最終順位が決まってくる。日本にいてTVでそれらを見る事が生きているうちには出来るとは思っていなかったが、毎日のようにスペイン、イタリア・イングランド・アルゼンチン・ブラジルの試合を見て寝不足であるが幸せを感じている。
中でも今年は「スペイン遠征」の為か非常に興味を持ってリーガ「スペインリーグ」を見る事が多かった。生徒達に話をする時も彼らは身近に感じて真剣に聞いてくれた。セルタ1-0バルセロナ・マジョルカ3−2リアルマドリッド、予想を裏切って弱いと言われたチームが勝った。そしてバレンシアの優勝で幕を閉じた。
以前書いたかもしれないが「サッカーの3B」ブレイン・ボールコントロール・ボデーバランス、この言葉が実感として解かるのがスペインリーグだったように感じている。上記の2試合とも勝ち チ ー ムの試合前のモチベーションは凄まじい物があった。ブレインの中身は「心・頭・頭脳・考える事・闘争心・集中力・理解力・・」
サッカーの教科書1ページ目には昔から「相手に勝る旺盛な闘志」と書かれている。
リーガのサッカーはパスが支流であるが、あの流れるようなワンタッチ・ツータッチのパスが相手にとられないで、フィニッシュまで行く美しさの中身は紛れも無い個人のボデーバランス(鍛えられた体)と自由自在に ホ ゙ ー ルを扱うボールコントロールがあってこそあれだけのパスが生まれてくるのだ。
何処の国も非常にレベルの高いリーグ戦を戦っているが、皆それぞれお国柄があり少しづつ違いがある。南米・アフリカは個人の技術が非常に高い、ドリブルが多い、プレミヤ(イングランド)は個人の体が強く技術もしっかりしている。外から輸入された選手が主流で見ていて面白いが日本人には真似できないだろう。
やはりヨーロッパサッカーが日本人向きであろう。セリエA・フランス・ドイツ・ポルトガル・スペイン、世界一はフランスだと思うが、今年のCL(ヨーロッパ・クラブチャンピオン)の決勝戦はどうなる事か、又6月に行なわれるユーロ(ヨーロッパ選手権)は何処が優勝するのか、これは是非見て来たいと思っている。
さて今年の現役はインターハイ県予選で4回戦まで進んだが、1回戦3-0栗原高校・2回戦3-1聖光学園・3回戦2-0城郷高校・4回戦0-1で小田原高校に敗れベスト64であった。内容は良かったが「勝負に負け、残念な試合であった」がここに来てぐーんとチーム力が上がって来たので、これからもっと伸びてくると思っている。又次の大会(選手権予選)を期待したいと思う。
毎試合土・日曜日に湘南会場で行なわれたので、多くの保護者の応援と多数のOB諸氏(井上・渋谷・相羽・浅倉・横山・関・他若手OB多数…)の声援があったが期待に添えなくて残念であった。一年生が25名入部してきたが今年は2世選手が数名いるようなので楽しみにしている。夏過ぎると新1年生でレギュラー入りする選手も出てきそうなので来年も期待できると思っている。
総勢60数名の部員を今年は「清水先生」が一人で指導しているが、全体に手が回らないので、私に少し時間が出来たので週2回1年生の練習を見にいっている。彼らも初めて聞くような年寄りの「サッカー理論」を結構真面目に聞いてくれるので、少しは役に立っているのかと自己満足している。グランドで大声を出すのは健康に良いとも言われているので、邪魔にならない程度に暫く続けるつもりである。
先日「故山口晴夫君」49日法要が行なわれ、鎌倉の菩提寺で納骨を済ませた。
「彼を偲ぶ会と、残されたご家族を励ます会」を同期の45回生が中心になり7月に計画している。彼との関係の深かった「先輩・同輩・後輩」が集まってこの会が盛会になる様祈っている。細かい計画は発起人から間もなく連絡があると思うが多くの方の参加を私からもこの紙面を借りて御願いしたい。
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「中メールNO45」
「スペイン遠征」 2004・4・5
心配された政情下であったが、何も心配する事も無く無事終了出来た。詳細は別途報告されると思うが、私の感じた事の一端と成果の一部を報告したい。彼(山口晴夫君)が元気であったら、多分一緒に行けたと思う。彼の霊前にも報告したい。
百聞は一見に・・本場サッカーの指導体系、日本の小・中・高・年代のカテゴリー別の一本化された指導法、指導内容、そしてかたくなに守っている、この地方特有の「バスク純血主義」・・おらが町のサッカーの本質とは?
一口で言うならアスレチック・ビルバオの100年間続いている伝統、自負、一度も2部に落ちない自慢のチームがピラミットの頂点にいて、その間に7回も優勝している。バスク地方特有の下部組織が出来ていて、どの町へ行っても芝生のグランドを持ち素晴らしい施設がある。そんな施設と組織と親切なバスクの男達に接するだけで、サッカーと言うスポーツのロマンを感じる。
そんな環境の中で育った同年輩の選手と真剣勝負で試合をするだけで、湘南の生徒は吸収するものが沢山あったと思う。そのために生活する宿舎の中、飛行機や町並みやスタジアムの雰囲気、本場プロ同士の試合の観戦、応援、サッカーを通して感じるスペイン・バスク、の雰囲気、全てが勉強になったと確信している。
彼等の進歩の為に応援してくれる人達、清水先生、岩田先生、そして業者の方々、現地の親切なコーデ イネーター、その他多数の現地の人達、そんな人達の協力の中で、素晴らしい芝生の上で素晴らしい相手を選んで貰い、良い試合をして得る物が無いはずがない。彼等の中に本物のサッカーが吸収されたと思う。
短い期間であったが生徒たちと一緒に行動し本場の土の匂いのする中でサッカーと言う世界共通のスポーツを通して接してきた「良い奴・バスクの男達」とのコミ ユニケーションは私の人生にも大いにプラスになった。
最後になりますが最終日まで生徒と一緒に行動できなかったのは、4月1日に県庁に行き「社団法人・県サッカー協会」の許可書を受け取る為に帰らなければならなかった訳で、ここに晴れて法人格を得て、「会長」に就任した事をこの紙面を借りて報告させていただきます。今後とも宜しく御願いします。
「スペイン遠征」
写真・1・成田空港3月25日・21:55発〜4月4日・18時着
写真・2・生徒宿舎(ゴルリッツ)「国民宿舎」「旧別荘」
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「中メール・NO44」
「山口晴夫君を悼む」 2004 ・3 ・24
OB会の名物男「山口晴夫君」が彼岸の20日に突然「心筋梗塞」で亡くなった。サッカー部OBの80%以上の方はご存知だと思うが、敢えてここに彼の功績を紹介しご冥福を祈りたい。
彼は45回生、即ち昭和45年に湘南高校を卒業し「東海大学」で体育学を学び、卒業後は藤沢第1中学・綾北中学(全国大会準優勝)・寒川中学・のサッカー部顧問として神奈川の中体連サッカー部の中心的立場で活躍して来た。
その後体調を崩し最近はあまり表面に出る事は無かったが、湘南高校現役の静岡遠征には毎年の様に参加して、30代,40代、のOB達は皆お世話になり何らかの形で指導を得てきたはずである。
昨年の現役のスペイン遠征にも付いて行きたいという話もあったが,それも流れてしまい、今年の遠征も元気なら付き添ってくれたと思うと寂しい気がする。大学卒業後直ぐに「湯浅健二君」と二人組の珍道中でドイツにサッカーの旅をしたというのがつい先日のような気がする。
風貌とは裏腹に非常に気は優しく、繊細で、臆病で、デリカシーな男であった。其れが原因で病気になったわけではないが、我々にはわからないストレスがあって、運動不足とタバコの吸いすぎが何らかの誘引になったのだろう。
若くして逝ってしまった教え子や後輩の告別式に参列し、「ご両親・奥様・お子様」とお会いすると非常に辛い思いをするが、告別式には同期の「横山君」と湘南高校を代表して最後まで残り、収骨までさせていただいた。これも教師の宿命なのだろう。残されたご家族のこれからの幸せを祈り、ご冥福をお祈りしたい…合掌
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「中 メ ー ル・NO43」
「2004高校選手権大会」 2004・2・20
今年はまた国見高校の圧勝で 高校選手権は幕を閉じた。この傾向は暫く続くかもしれない。色々な見方があるが、市船橋高校の敗退、帝京高校の予選敗退、静岡県勢の1回戦負け、九州・青森・他・地方勢の台頭、ここ数年高校サッカーの情勢が変わってきている。
特に首都圏は、これからは何処が出てくるか解からないだろう。Jクラブのユース・ジュニアユースに優秀な選手が集まって来ているので これからも拍車をかけて高校サッカーの状況は変化してくるだろう。しかし「学校体育」として明治時代から100年かけて培われた、歴史と伝統は直ぐに無くなって行かないだろう。
昨年は市船橋1-0国見の決勝戦で終わり、大会の全てに内容があり「今年の大会は面白かった」と書いた記憶がある。しかし今年は全く「面白くなかった」と言う一語に尽きる大会になってしまった。この辺をマスコミを含め関係者はしっかりと分析してこれからを考えなければ駄目だろう。
「歴史は繰り返す」と言われるが、新しい物がどんどん生まれながら、大きく変化して行くのだろうか?はたまた伝統校と言われる学校が息を吹き返すのだろうか、明らかに時代は変化してきている。そして学校事情も変わってきている。高校サッカーはどんな方向に行くのだろうか?
今年の正月は病気の関係で家で静かに考える時間を持つ事が出来たので、高校サッカー界のこれからについてじっくりと考える事が出来た。又OBの湯浅君(46回生)のHPに「高校サッカーを考える」特別記事が載っていた。湘南の清水先生との対談で、色々書かれていたが、もっと本質を探って欲しかった。
話の中心は「高校サッカーの顧問教師への批判」「ノックアウトゲームの批判」「学校教育としてのクラブ活動の批判」等々何十年も繰り返されてきた事への批判ばかりでこれからどうあるべきかの答えが聞きたかった。(OB諸氏も是非彼のHPを見て欲しいと思います)
それにしても今年の話題の中心は「平山選手(国見)」の出現に尽きるだろう。190センチの大型選手で、足技も優れている、スピードもある、超高校級選手、将来間違い無く日本代表選手、の呼び声が高かった。この事については私も異存は無い。只これからどう育って行くのか楽しみである。
しかし今までにもこのような選手は現れている。古くは釜本(山城高校・早稲田大学)の中学・高校時代のプレー・井原選手(守山高校・筑波大学)の国体滋賀県代表時代のプレー、等明らかに彼等は他の選手と比較してもその時代では群を抜いていた。最近はそんな選手が現れないのは何故だろう。
いよいよW杯ドイツ大会予選・アテネオリンピックのアジア予選も始まった。次の世代を担う選手の出現がもっと多くあっても良いのではないか。確かに底上げは出来ている、全体のレベルは上がってきているが、世界に比較すると若い一流選手がもっと出現しなければ駄目だろう、日本代表が「ぬるい」何処かに書かれていた。私も同感である。
さて話は湘南の現役に戻るが、昨年出来なかった「スペイン遠征」を春休みに実施します。この計画は学校を離れて「父母会・OB会」の主催で企画しています。そんな関係で私が「団長」として参加します。今後の事も含め、この歴史的な遠征が実のりある物にしたいと思っています。
責任ある仕事ですが、3月25日〜4月4日まで「ビルバオ」での合宿・試合・見学・盛り沢山の計画が何事も無く無事終了できる事を願っています。OB会からも色々ご援助頂いております。有難う御座います、次回は遠征報告を書かせていただきます。尚ご心配かけました私の病気も何とか回復してきました。3月から又元気に「サッカー協会」に顔を出す予定です。
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寒中お見舞い申し上げます。昨年中は 色々お世話になりました。
03は調子に乗り過ぎたのか 04「茅ヶ崎海岸・初日の出」を拝し 一杯呑んで 今年こそ…と思い 天皇杯を見ているうちに 右足が痛み出し 元旦早々から「加納外科」(43回生)のお世話になりました。
11日の総会に出席出来ず、又沢山のOB諸兄姉から賀状とお見舞い状をいただきましたので、この挨拶文にてご返事に代えさせていただきます。
普通この病気は 2回罹る事は無いと言われていますが、稀にはあるとの事です。素直に生きてきた 高貴の方か 真面目な 高齢の方に出る「帯状疱疹」と言う病気です。3年前に顔面に出来て2週間(北里病院で) 個室に隔離され 莫大な差額ベット代を取られ 痛い思いをしました。原因は精神的ストレスと、過度の疲労が身体の弱い所に発疹として現われ 神経を刺激するそうです。
今回は右足全体に出没 膝の上下 足首を中心に 足全体が丸太のように腫れ上がっています。3週間ぐらいで腫れは引く様ですが この痛さは何とも言えぬ激痛です。(神経痛の痛みです)後遺症の心配があるので 今回は通院で完全に直す様努めます。暫くは家で休養し発疹が取れたら温泉療法をする予定です。
今年はこの試練に耐えて…・・
「全力投球はしない」「若者とは争わない」「老人らしく生きる」をモットーにしたいと思います。年頭の挨拶としては迫力がありませんが 今年も宜しく御願い致します。
さて今年の現役はどうだろう「湘南高校サッカー」について少し書いてみる事にします。各年代のOB諸氏の原稿を読ませていただきましたが、幅広くそれぞれの代でサッカーを楽しんでおられるので 本当に嬉しく思っております。
現役が強くなって欲しいと願う気持ちは 人1倍強く持っているが プロ選手を作るのが 最終目的では無いので 勝てなくても納得はしている。只練習は日本一であって欲しい 毎日プライドを持って学校生活を送って欲しいと願って時々グランドに顔を出している。
湘南のサッカーで一番大事な事は何だろう 「ハート」だろう 「心」を強く養うことだと思う。それは次元が違うがプロのサッカーでも同じ事が言えると思う。学生スポーツは苦しまなければ駄目だ 辛い事が多いほうが良い。より集中力を養うにはどうしたら良いのか?
サッカーは自分一人では出来ない 味方との協力で相手のボールを奪い どうやって見方を使って攻撃するのか パスを使って点を取る 理屈に合ったサッカーを常に期待している。
そんな頭を使った良いサッカーを毎日精進して 「湘南サッカー」が出来上がって行く 最終的には正しいサッカーが勝利を納めると思っている。理屈に合ったサッカーが人間を作って行くと思う。今年の現役もこの期待に添える選手がそろっていると思う。
<湘南サッカー万歳!!2004も期待しよう!!
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「中メール NO41」
「感動的な横浜F・ マ リ ノ スの優勝」 2003 ・12 ・1
久し振りに感動的な サ ッ カ ーの場面を見た。 Jリーグ2003年 前・後期優勝の「感動的な・F・ マ リ ノ スの優勝」は、終了3分前の劇的な久保選手のヘディングのゴールだった。そして別会場の、「浦和対鹿島」で浦和エメルソンの同点ゴールがサポートしたのだった。
こんな事が何故起こるのか、これがスポーツであり、プロフェッショナルの世界なのかもしれない。Jリーグもここまで来たかと言う気持と、それとは裏腹に あれは無いよ…と言う思い、「磐田の選手がボールをゴール前で弾ませては駄目」と言う サッカーの基本のキが忘れられた見本であった。
エメルソンのダイビングヘッドは「敵よりも早く、ボールに寄りなさい」と言う正に絵に描いたような基本のキ のシュートだった。岡田監督もオフト監督もこのサッカーの大原則を選手に叩き込んでいるのだろう。楽しかった…
そして次ぎの日「大和のグランド」で天皇杯1回戦「東海大学対アビスバ福岡」の試合を見て7−0でプロの勝利に終わったが、あ!これがプロだと言う選手を久し振りに見た。福岡の「アレックス選手」未だ20才のあどけないブラジル生まれの選手だ。何が違うのか90分間彼のプレーを見て本当に楽しかった。
何が素晴らしいのか、彼から出るパスのスピード・タイミング・ボールの精度と質の良さ…うなるような正確なサイドキックは日本の選手には見当たらない。何処であのような技術を身につけたのか聞きたくなった。
そしてもっと素晴らしいのはディフェンスの感覚である。寄せのスピードと間合いの取り方、どうしたらあのような技術を指導できるのか、何かサッカーの歴史と「奥の深さ」を感じた有意義な1日だった。
今年の神奈川のサッカー界は素晴らしい結果に終わりそうだ。「横浜F・ マ リ ノ ス」の完全優勝を筆頭に、国体少年全国優勝、女子第4位で天皇杯 ・第1位、社会人「六浦FC」のクラブ選手権全国制覇、「女子U-15」全国優勝、「桐蔭中学」全国準優勝、等々大変目出度い年となった。
さて来年はどうなるのだろう。早くも師走を迎え正月の「天皇杯決勝は?」「高校選手権大会の優勝は?」神奈川県サッカー協会も「社団法人」の立ち上がりを迎え、2004年が良い年になるよう祈念したいと思う。
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「中メール NO40」
「集中力」 2003 ・11 ・19
新人大会湘南地区予選のリーグ戦が、10月、11月に行われ2勝2分で終了したが、反省材料の多い試合運びであった。特に2-2で引き分けた藤沢翔陵戦はOB(応援の柳川会長・43回加納氏)の前で情けない試合だった。
私は技術、戦術、の前にもっと大事なものがあるような気がしている。精神論だけを言うつもりは無いが、戦い方で一番大事なことは何処でも誰でも口にする「集中力」だと思う。2-0の試合を安心している間に2点取られドローにされたのはどう見ても心の隙があったと言えよう。
どんな試合でもこの「集中力」が相手よりも勝っていなければ、勝利は物に出来ない。「集中力」とは闘志・意欲・頑張り・等も勿論あるが。私は「正しい判断力」を第一に挙げたい。試合中此処ではどうするのか選手個人がその場その場で正しく判断してプレーすることが勝利への近道だと思う。
「冬の高校選手権大会県予選」準決勝、桐蔭2-0旭・向上2-2日大、向上のPK勝・2試合が Jリーグの行われる等々力球場の大観衆の前で行われたが やはり高校サッカーは「集中力」の勝った桐蔭高校と向上高校が決勝に進んだ。
決勝は「三 ツ沢球場」で行われ 桐蔭6-1向上で桐蔭高校が県代表になった。桐蔭の4年連続8回目の代表は見事な結果であるが、82回を迎えたこの大会の本県代表の全国制覇は未だ何処も無い。是非本大会での活躍を期待したい。そして正月に「夢のある試合」を沢山見る事が出来れば、と願っている。
高い個人の技術と戦術は当然であるが 全国を制するにはその上にプラスαが必要であろう「+α」は監督の指導力、そしてそこから生まれる「集中力」が考えられる。その辺のノウハウは「国見」「藤枝東」「市船」・・・は持っているように思われる。
この大会のプログラムの中にある「県予選の戦跡」を見ると「湘南の県代表」は、戦前昭和11年、13年、14年、戦後昭和40年、44年、63年、の6回出場を果たしている。7回目は何時になるのか?夢を追いながらこれからもグランドに顔を出し続けたい。湘南も決して可能性が無いとは思っていない。後一息の所まで来ている…湘南の現役ガンバレ・・
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「中メール・NO39」
「国体神奈川少年選抜の優勝」 2003・10
昨年から夏季国体になり、第58回大会が静岡県で開催された。9月12日〜16日残暑厳しい静岡県清水で開催された大会は全ての会場が素晴らしい芝のグランドで成功裏に終了したが サッカー王国静岡県が三種別とも勝てずに、気の毒を絵に描いた様だった。
神奈川県少年選抜( ユ ー ス年代)が19年振りに優勝したが、原因を幾つか挙げてみたい。
1.監督(大友正人)の采配、勝負運、ゲーム勘・・は見上げたものだった。つきにも恵まれ、当初予想された(大阪・千葉・東京・静岡)が全て敗れ、格下と思われる(青森・大分・岡山・群馬)とあたり得点15点、失点1点は見事な優勝であった。
2.は隣接の静岡県開催と言う地の利から応援体制が上手く出来たようだ。車の利用でボランティアのサポート、ドクターの協力、そして選手達親兄弟の応援等例年に比べ全てが上手く回転していたように思う。
3.は何と言っても選手諸君の健闘である。今年の選手は特に際立って上手い、1流の選手はいないが、あるレベル以上の選手の集まりで、己を知っているためパスで崩すチームプレーに徹することが出来て一戦一戦上手くなり、総合力の優勝と言える。19年ぶりの勝利の原動力は色々の方の応援、長年の関係者の努力があってこそ出来たと言えよう。
さて話が湘南OBの話になるが、先日42回生が久しぶりに集まった。同期の全体の会がありその後の集まりで幹事の「和田君」の努力で10人ほどの参加があり、懐かしい顔に接することが出来た。皆さんそれなりに仕事の方は上手くいっているようで 名刺の肩書きも「執行役員・取締役・支店長・マネージャー・・」と管理職で苦労しているようだった。
話の中心は「昭和40年・関東大会優勝」にまつわる先輩の話・故岩淵先生の話・そして何故あの時代に勝てたか、あの時代何処もやっていなかった新しい「4人バック・ス ウ イーパー・4.2.4システム・4.3・3システム」の話になり、相手チームが解らずに混乱している間に優勝してしまった話は何時までも延々と続いた。懐かしい思い出である。
現役の話になるが新人戦の地区予選が開催され、先ずは「ブロックリーグ戦」から始まった。初戦の「藤沢北・長後高校(再編成の高校)」の試合は1-0で勝利を収めたが、反省材料の多い試合であった。(生徒の減少で、2つの高校が合併して、ひとつの学校になる)
生徒達はまだ私のような老人の言うことを 聞く耳は持っているようだ。又少しは参考にして努力をしている子がいるようなので、たまには気がついたことを話している。
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「中メールNO38」
「世界は遠い・・」 2003・8
前回少し日本代表について感想を述べたが、もう少し詳しく私の意見を聞きたいと言う声があったので書くことにした。アルゼンチン戦・コンフェデ・フランス大会での日本チームと南米のチームの差は素人が見ても「スピードの違いを」を挙げている。ではその「スピードの差」についてもう少し掘り下げて「どう違うのか」具体的に解かり易く書いて見たい。
5年前になるだろう、日本が始めて参加したフランスワールドカップの時 ツールーズのスタジアムで0-1アルゼンチンに敗れた試合で「世界は遠い・・」と感じたが、2002を終えてあれはなんだったのか、最近やはり世界の壁は厳しいと感じ出している。トルシエだジーコだの問題は別にして、なにか物足らないものを感じているのは私だけではないと思う。
1、 アルゼンチン4−1日本 (アルゼンチンの優れた技術)
● ボールをキープすると相手に簡単には取られない。
● タテパスを味方につける判断力が速い
● ボールへの寄りが相手より速い
● 走っている選手にパスが出される
● 受ける選手のスピードが落ちない
2、 コロンビア1−0日本(コンフェデレーション一次リーグ戦)
● 相手は公式戦の戦い方を知っている
● チーム戦術を全員が徹底している
● 点の取れる選手がいる
このように古くから言われている「コントロール・パス・ドリブル・・」そこに絡んでくる判断力・動きの質・量・方向・緩急・フェイント等々の総合された個々のスピードの差を感じてしまい、あまりその後の進歩を感じないので、最近は悲観的な意見ばかりにになってしまう。
敗れた2試合だけで今更何さ、と言えるようなかなり古くから繰り返されていることを、強く感じたのは私だけではないと思う。サッカーは100年前から変わっていない。ただ戦い方、選手の気質、用具、ボール、グランド、取り巻く環境は随分と変わってきている。しかし本質的な技術は変わらない。優秀な人材は出てきているが。超一流の選手は生まれてこない、何故だろう・・
最近日本のプロ野球が全く面白くない、世界の ス ホ ゚ ー ツが全て自分の家のTVで見ることが出来るようになった。「全米女子・男子ゴルフ」「ウインブルトン・テニス」「ツールドフランス・自転車」「アメリカ大リーグ野球」これらと比較すると全く日本のレベルの低さを痛感する。ましてや大変残念な話だが、バスケットボール・バレーボール、ラクビー等は体格・フィジカルどこを見ても大人と子供の話で同じ土俵で語れない状態で本当に寂しい。
南米やヨーロッパのサッカーと同じ土俵にいるような錯覚を起こしている多くのサポーターと言う人種に対して失礼になるが、技術、戦術、・・・どれを取っても大きく水を空けられている現実を見つめ、それならどうしたら良いのか真剣に考えて行きたい。確かに普及は目覚ましい、あるレベルまでは到達して来たと思う。しかしワールドクラスの選手が現れない…
そして何時もこのような時に問題になるのが「マスコミ」の対応である。あまりにも不勉強なメディアの人間が多すぎる。何時も感じるのがメディア=タレントと言う図式が何とも情けないと思う。それはしょうがないとあきらめてはいるが本当にサッカーを知っている物書きの出現を期待している。
さてここで強く提言したいのは日本のデイフェンスの課題をもう一度見直さなければいけないと思う。特に高校生の試合で最近目立つのが「レッドカード」
が以前より増えているように見受けられる。正式に統計を取っているわけでないので無責任には言えないが、代表チーム・Jリーグの影響が出て来ているのでは無いかと想像するのは私だけではない様だ。
中学生・高校生年代の試合では大会を通じて1、2回の退場が報告される事は時々あったと思うが。たまに見に行った会場で必ず「レッド カ ー ト ゙」にぶつかるのはたまたまかもしれないが「守備側が抜かれた後の手を使う反則・イエロー2回」「悪質な危険な反則・一発退場」等々色々あるが、これは大きな問題だと思っている。
湘南の現役が今回の選手権予選、3回戦で慶応高校に0−2で敗れ涙を飲んだが、これも関東予選で相手のレイトタックルで骨折したT選手が出場出来ていたら敗れる事は無かったろう。又怪我をした選手個人にとっても高校生活最後の試合に出られなかった痛手は、一生の苦い辛い思い出になってしまったであろうと思うと、何とか無駄な反則を無くさなければの思いで一杯である。
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「中メールNO37」
前回の「NO36」で湘南在籍28年間の記録を整理したが 、追加訂正が多く指摘され「名簿一覧・備考欄」はかなり訂正されたのでご確認ください。
さてそれに併せて私が湘南高校を離れてから、現役の大会記録「平成の記録」をまとめてみた。ベスト4が2回あるが後は大体「ベスト16」止まりで何とかがんばっている。これは見方によれば215校の中での結果で、良くやっていると言えるがOBとしては決して満足はしないだろう。
2003年度インターハイ県予選が終了した。代表決定戦はワールドカップの練習会場になった保土ヶ谷球技場で行われたが 、さすがピッチの状態もよく選手は満足していたようだ。準決勝戦、厚木北2−1逗葉、桐光5−1日大藤沢で厚木北・桐光が県代表になった。両校の本大会での活躍を期待したい。
ジーコジャパンが動き出したが結果は今一つである。何かとトルシエと比較されそろそろ負けが混んでくるとマスコミの批判が始まる。トルシエのフラットスリーとジーコのフォーバックどちらが強いか?真面目な顔をして中学生が課外学習で協会に来て質問してきた。これには驚いたがメディアの影響力は凄いものだと感心しきりである。
アルゼンチン4−1日本の試合を見て何年か前にフランス大会で1−0の負けた試合で感じた時と同じような気持ちになった。それは遥かに遠い道のりだなと言う事である。どこが違うのだろうか・・明らかな違いは攻撃時のパスの多くがタテにつけてくる事。動きながらスピードを止めずにコントロールすること。そしてキープしたら取られない事。日本と大きく違うところか?
コンフェデ ・フランス大会でコロンビアに0−1で敗れ予選敗退したのを見て、おいジーコ大丈夫かと書かれだした。そして悲観的な意見がマスコミの中にも流れ出してきた。私は勝っても負けても「日本人監督」を推奨したい。何故なら日本人が一番日本人のチームを理解できるからだ。他国の監督は金儲けにしか見えない。既に日本人監督にも優秀な人材がいると思う。
監督論は又別の機会にしたいが湘南の「平成の記録」を見て訂正 ・追加があると思われる。気がついた方は連絡して下さい。
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「中メールNO36」
先日「霞ヶ関・湘友会」と言う会に呼ばれ、顔を出してきたが上は25回生から下は平成7年卒まで、各年代の卒業生が集まった。私の挨拶で「昭和36年〜平成元年まで28年間いました・・・」と話したが50数名の参加者の中にはサッカー部の卒業生は一人もいなかった。また知っている顔は数名だった。
過日サッカー部卒業生名簿から一緒にボールを蹴った教え子を拾い上げてみて名簿(下段参照)を作ってみた。○印のキャップテン、△印のマネージャーの名前から「湘友会名簿」を整理しながら一欄表を作成してみたが、約350名は予想よりはるかに少ないことが解った。自分では記憶をたどって拾い上げたもので、ほぼ100%に近いとは思うが、やはり落ちてしまった方もいるのではないかと心配である。(私個人の名簿で全てがOB会員で無いかもしれない)
その代のキャップテン・マネージャーの方は確認して欲しい、もし名前の載っていなかった場合は失礼の段お許し願いたい。私の方へ連絡して下さい。そして是非機会を作って皆で会うようにしてもらいたい。高校時代の仲間は本当に懐かしい、そしてこれからの生涯設計の為に大いに利用して欲しいと思う。
OBの近況報告が最近増えているが、「野村総研」の中にサッカー部のOBが5名もいる事が報告されたが、他にもこの様なケースが在るのではないかと思われる。是非連絡をして欲しい。そして皆で会う機会を作って下さい。
現役の「祝勝会」をやるような機会が出来ると良いのだが、この際湘南高校サッカー部「総体・選手権大会・本大会」への出場を期待しよう。
「総体二次予選」はベスト16校で6月15日から行われた。初戦湘南グランドで対日大藤沢との試合はなかなか見ごたえのある好ゲームだった。(奇策と思われる清水先生の戦術を選手は良く理解していた)が何時ものパターンでよく守りながら点が取れないで延長Vゴール1−2Vで敗れたが次の選手権予選は充分期待のもてる戦い方であった。
この試合で感じた事は湘南の戦術が功を奏し 後半は見事にはまり良い感じでペースをつかみながら 最後は相手の個人技でCKからVゴールを許してしまい惜しい試合を落としたが選手の進歩と集中力は立派であった。応援に来られたOB諸氏(柳川会長・番場・横山・浅倉・関・その他若手OB数名)悔しい思いで帰られたと思うが、まだまだ進歩すると思うので期待してください。
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「中メール・NO35」
「時代の移り変わり」(総体予選) 2003・5・25
前回は関東大会予選での「不運な負け方」について書いたが、その後この件について色々の方から質問やら,強い抗議等が寄せられた。明かに相手チームの「アンフェアー」と「審判の誤審」があったことは認められたが、結果を覆す事は出来なかった。これからの審判に生かされる様に・・で終わった。
選手達にとっては気持ちの整理はそう簡単には収まらないだろうが、中国の故事「塞翁が馬」のように、なるようにしかならない。今後にこれを生かさなければならないだろう。現在の高校生達には通用しないかもしれないと、指導者(コーチ)が選手に迎合して「昔と違う・・」と弱気になるような事が無いようにしなければならない。
私の思いが通じたのか選手たちの気持ちの入れ替えは立派だった。先生も上手く指導して頂き、さすが湘南生と言える様に、その後毎日気合の入った練習が出来たと報告を受けた。「総体予選」は湘南高校らしい試合を展開してくれたと思っている。2回戦は2−1で勝ったが、対湘南学院高校との試合は相手が、湘南より総合力で上と思われたが,走り勝ち、動き勝ちは素晴らしかった。
3回戦対立野高校の試合は予想以上に相手は力があり、2回戦・横浜東にPK勝をしてきた守備力に苦戦して、0−0のPK戦で勝つことは出来たが、褒められた試合ではなかった。4回戦対川崎北高の試合は互角の勝負であったが、相手に1点を先行され、湘南の17番(田口)が相手のレイトタックルで負傷退場してから奮起して2点を取り逆転勝ちをしたのは見事であった。
5回戦はお互いに手の内が判っている対大清水高校に運も味方し1−0の辛勝だったが、此処での勝ち上がりは今後のためにも非常に価値ある勝利だったと言える。この成績が次の大会のシードに大きく影響する。それにしても負傷欠場した田口選手はかなりの重症の様だが、幸いに湘南鎌倉病院の「59回生大沼君」に大変お世話になったようだ。早く回復する事を祈りたい。
年間の計画も以前とは変わり正月大会の一次予選が夏に行われ、秋に二次予選が行われ11月に代表が決まる。又JFAの肝いりで「関東U―18 ・プリンスリーグ」が今年から出来て、今年は「桐蔭・桐光・横浜FM ユ ー ス」が本県から参加し長期のリーグ戦を戦っている。
標題に「時代の移り変わり」と書いたが、OB諸兄はこんな学校があるの?
と言われる学校名が最近増えてきた。「学校名の変更」湘南工科大(相模工業大附)、横浜創学館(横浜商工)、藤沢翔陵(藤沢商業)、「新しく参加してきた学校」総合科学、神奈川朝鮮、横浜南陵、アレセイア、星さ国際、中沢・都岡(統合),横須賀総合、自修館、「最近強くなってきた学校」逗葉・弥栄西・城山・北陵・光陵・武相、等々「最近力を入れてきた私学」横浜創英・湘南学院。
学校事情は色々あると思うが強くなってきた理由に、良い指導者が来て力がついてきたので良い選手が集まり出した。私学の学校方針で「サッカー部」が強化を打ち出し、「ジュニアユース・クラブ育ち」の選手を集めている学校等、私学の学校経営にサッカーが役立つ時代が来たようだ。Jリーグ・トップのユースチームには行けない、多くの二番手の選手が高校サッカーに流れてきている。
高校も変わったが大学のサッカー事情も随分と変わってきた。関東大学リーグ一部は「駒沢・筑波 ・国士 ・東学・亜細亜・順天・中央・日大」二部は「法政・
青山・明治・農大 ・東海・国際武道・流経大・慶応」と成績順に書いたが全て当てられる人はいないと思う。早稲田・立教・東大の野球は昔の名前で出ているがサッカーは既に下部リーグ(東京都リーグ)に落ちてしまった。
県総体の予選会場に多数のOB・保護者が応援に来られた。今回は湘南会場が多かったので、出足が良かった。幹事長の45回横山・浅倉、若いOB須藤・勝俣君他数名とお会いした。そして多くの「お父さん・お母さん・ご家族」と思われる湘南高校関係者が熱心に応援されていた。この紙面を借りて御礼申し上げたい。(次回6月15日〜の予定は「協会HP」を見て下さい)
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「中メールNO34」
「関東高校サッカー県予選」 2003 ・4 ・20
今年の関東大会予選は例年と比べ色々変化があった。1次予選(新人戦ベスト64チーム)2次予選(ブロック決勝・ベスト6チーム)3次予選(桐蔭・桐光+6チーム)で代表2チームを決める。桐蔭・桐光は昨年度の成績から「関東リーグ・プリンスリーグ」に参加、今年からスタートした大会である。(関東地区は既に昨年から実施していたので今年は2年目になる)
さて湘南高校は「スペイン遠征」の中止で、しばらくはモチベーションが下がり、春休みの計画を急遽変更して練習試合を何試合か組んだ。結果はまあまあで、相手が全て大人のチームだったので走り負け 、力負けは見られたが内容は良かったと思う。特に関東リーグの「厚木マーカス」との試合は完膚なきまで叩かれたが、決して負け犬にはならず食らいついていったのは立派であった。
国士舘大学C・東海大学B・東邦チタニュウム・大人の相手と毎試合5・6点を取られて試合にはならなかったが、そのスピードとパスの早さに翻弄されながら選手達はサッカーを少しづつ身体で習得して行くのだろう。はるか格上の相手チームもシーズン開幕前の調整にはそれなりにプラスがあったようだ。
予選結果は1回戦対逗子開成高2V−1、2回戦対金井高1−0勝ち、3回戦
ベスト24で新人戦で2‐4で破れた横浜創学館高校(横浜商工改名)にあたり強風の中FKで2点先取されたのを追いかけて2−2としてPK勝ちをしたのは見事であった。かなり力もついて来たと言えるだろう。
さてブロック決勝の6決めの対光明相模原との試合は両チーム決め手が無く延長戦で相手左からのセンターリングをヘッディングで押し込まれた、問題のVゴールであるが、ルール上はゴールインを審判が認めてしまったので覆す事は出来ないが「フェアープレーの精神」に欠けるプレーで後味の悪い試合になり生徒達は納得できなかったと思う。「湘南ゴール前で湘南の選手が倒れて、審判がその選手に声をかけて居る時にスローインが入りフリーの状態でおり返し・得点・Vゴール」主審はもう少し上手く裁けたと思う。
サッカーと言う競技は言い訳の出来ない非常に厳しいスポーツである。審判の判定は絶対である。選手は審判に抗議する事は許されない。主審の決定は試合中に覆す事は出来ない。フェアープレーを大事にするスポーツである。故岩淵先生は言っていた。「得点は主審が決める・選手が決めるのではない」と・・
選手達には非常につらい事が2回も続いた「スペイン遠征中止」「納得の出来ないVゴール負け」しかしこの試練を乗り越えるのがスポーツの醍醐味である。今は亡きあの「ガンブチ」さんが,こんな時に何時も思い出される。高校生には「つらい事・苦しい事」が多いほど良い。そして技術の習得の早道は「百万遍」である。百万回繰り返さなければボールは止まらない。
春4月、桜も散って葉桜の時期に「岩淵先生」の墓参りをしてきた。身内が誰も居られなくなったが、何時行っても誰かお参りした後があるのでほっとしている。斜め後ろにある「石川一成・先生」(国語科)の墓もお参りしてくる。そして場所は違うが近くにある「海老名 ・霊園」の若くして亡くなられた「中島弘行・先生」(体育科)の墓参りもカミサンと一緒に済ませてくる。年のせいか「墓参り」をすると、何となく心がすっきりするのは何故だろう?
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「中メールNO33」
イラク戦争 テロの心配の中で 出発前(3月15日)に親と生徒・旅行業者と最後のミーティングを終了した。絶対大丈夫だと言う確信も無く、現地へ行ってきた私学の修学旅行の報告やら湘南OB・Y氏のスペイン帰京後のコメントやら、旅行業者の話等で「よし決行」と決断したものの 出発までに「戦争が勃発の場合は中止します」を条件で準備をした。
「前回NO32」で戦争が始まれば中止と書いたが、それがまさかの現実の話になるとは思っても見なかった。生徒達は1年前から準備してきて此処で止めるとなるとなかなか納得が出来ないようであり 、親の中には子供の気持ちを説得できないで困っている人やら色々で「中止と言う結論は」全員の気持ちを納得させるには 大変な努力が必要になってしまった。(清水先生ご苦労様でした)
生徒たちはスペイン語も少しは勉強していた様だ・残念でしかたない。私も出発前に自分なりに「スペイン」の勉強をしたり「リーガ・エスパニヨラ」を見たり ビルバオのHPを研究したりしてそれなりの知識を得て準備をしたが、それが無駄になってしまったので悔しくてしょうがない。それ以上に中止でがっかりしたのは生徒達だと思う、それがマイナスになら無い様に祈りたい。
帰りに英国に寄って「ユーロ2004」予選「イングランド対トルコ」の試合を見る計画もあった。国際試合のスタンドの雰囲気を肌で感じて サッカーの国と国との戦いを実際に観戦して 本物のサッカーの真剣勝負を見ることが出来れば 今回の遠征の中で生徒にとって最高の財産になったと思うと 本当に「ブッシュ」や「フセイン」は「大馬鹿者!!」と言いたくなる。
試合観戦のチケット代、往復の航空料金、現地の宿舎、グランド借用等中止となると 一人あたり30〜40%、数万円のキャンセル料を払う羽目になった。その上私はOB会の寄付金から国際試合のためのペナントやら土産やらを全て準備しての中止である。全く踏んだり蹴ったりであった。今更ながら「団長」等を引き受けなければと、ぼやくことしきりである。
最後になりますがOBのボランテアで参加予定され、全て準備をしながら中止となり、お金の事や職場までご迷惑をかけた41回生F氏・45回生M氏に対して心からお礼とお詫びを申し上げます。そして今回の遠征に対して全面的に協力してくれた保護者の方々にも経済的にかなりの負担をかけご迷惑掛けたことに対し、この紙面を借りてお詫びと併せてこれからの協力を御願い致します。
「ペガサス25周年・記念誌」を発行するのでそこにはコメントを載せましたが、湘南高校のサッカー部誌・自分史の1部を書かせてもらいました。只歴史のほんの一端を羅列したので、ここではもう少し「ペガサス」に就いての私の意見を述べたいと思います。亡くなられた岩淵先生の意思を尊重するなら 湘南のOBだけの純血主義が良いのかもしれませんが、近年OB以外の方を招いてメンバーを増やし混成チームになってから数年になります。
最近は私の知らない人が沢山いますが、後から続く後輩たちはどうなのでしょう。50代(五十雀)60代(六十雀)はOB以外もOK、40代(四十雀)と「トトカルチョ」は湘南のOBのみにしてはどうでしょうか。これからはシニアのサッカーがますます盛んになるでしょう。そんな意味から是非「ペガサス ・ジュニア」が県サッカー協会をリードして欲しいと思います。
「四十雀」の大会が正式登録をして全国マスターズ大会の神奈川県予選になり 技術的にもかなりレベルの高いサッカーを要求されました。今年第1回大会が「藤沢」で開催され「神奈川教員シニア」が全国優勝をしました。各地区(関西 ・中国・・)全国8ブロックの代表16チームによる予選リーグと4チームの決勝トーナメントはかなりの技術とフィジカルが要求された大会でした。
シニアのサッカーはお遊びで良いと言う考えは結構です。しかし私は動けない 、走れないサッカーは嫌いです。歳をとっても走れないサッカーでは魅力ありません。50代には50代の走り方があると思います、60代はそれなりの動きがあると思います。しかし勝敗にこだわって怪我をしては元も子もありません、くれぐれも注意してください。
私も少し時間が出来てきたのでトレーニングをして是非仲間に入れて頂きたいと思っています。しかし怪我が一番怖いので本格的にコンデションを整えて、体調に自信がついたら蹴ってみたいと思っています。宜しくお願いします。
今年の「シニア・全国大会」の年間計画が発表になりました。「40才以上」は9月19日〜23日・和歌山県・紀伊三井寺「50才以上」は未定「60才以上」は5月23日〜25日・Jビレッジです。既に県予選の組み合わせも決まった様です。是非コンデションを整えて良い試合をして下さい。良い汗を掻きましょう。
そして美味しいビールを飲みましょう。
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「中メール・NO32」
春休みに「スペインへ遠征します」という話を聞いた時 多くのOB諸兄は「え・」と思ったであろう。しかし考えてみると30年前に「静岡・京都・広島」と春休みに遠征試合をやってきたわけで、現在海外へ遠征することがそんなに意外な事ではなく 不可能な話では無いことに頷いてもらった訳である。
さて話は昨年「日本サッカー協会の海外指導者研修旅行」に湘南の現監督の清水先生が神奈川県を代表して参加された。実際に現地「ビルバオ」でユース年代の選手の育成状況を見て「湘南高校の選手」にもできると言う感触を掴んで帰ってこられて 実状を踏まえ手順を踏んで実現の運びとなった。
私は全くスペインは初めてであり何も分からずに「団長」を引き受けたが内心は 断われば良かったのではないかと反省している。「責任」を考えた時かなり不安を感じるが心配事は何をするにもついて回る事である。幸いに健康と体力に自信があれば いつものパターンで「何とかなるさ」で行く覚悟を決めた。
ビルバオと言う所は 皆さんご存知かと思いますが「バスク・・」地方で純血主義を頑固に押し通している所で「アスレチック・ビルバオ」と言うトップのプロチームの興行収入を 地元の施設設備に投資して 素晴らしい芝生の グランド4面・人工芝2面を持ち 子供達の育成に力を入れている。
「百聞は一見・・」見て覚える 肌で感じて理解する 世界のサッカーを出来れば感じさせたい。スケジュールの中にユーロ予選「イングランド対トルコ戦」是非ロンドンでの国際試合を観戦させたい。湘南高校に来たのだからその中で「湘南の良さ」として実現させても良いのではないかと思う。
私自身この遠征のテーマを具体的にいくつか考えている・・・
1 、 インサイドキックの強いボールの蹴り方をどう指導しているか。
2、股関節を柔らかくさせるには子供達をどう指導しているか。
3、湘南高校のサッカー部の生徒が海外で何を学んでくるか。
4、クラブと地方協会のかかわり方はどうなっているか。
等々多くのテーマを持って行く訳だが、何かひとつでもお土産を持って帰れれば良しとしている。そしてこの経験を 神奈川県サッカー協会も湘南高校も今後どの様に生かして行くかが大きな課題となるだろう。尚OB会から多額のご援助を賜わり役立てた事に この場を借りて厚くお礼申し上げたい。
さて 順調に準備が進み「保護者」の人達とも顔合わせを済ませ 旅行業者(JTB・湘南OB・53回生)への支払いなども終わり全ての準備が完了した。そんな時に「イラクの戦争問題」が深刻になってきた。英国航空で行く、スペインはアメリカ側だから心配だ と言う声も聞こえてくる。どうしよう…
現実はどうなのか 真実はどうなのか 本当のところはどうなのか把握する事は非常に難しい「親の気持」は理解しなければいけないが、中止の判断は戦争が始まればやむを得ないだろう。この原稿がHPに載る頃には結論が出ているかと思う。何とか実現させたいと 願っている。
平和な世界を祈り…・「ビルバオ」の芝の上で思いっきり「湘南高校の選手」にボールを蹴らせたい。
話は変わるが先日突然北朝鮮の古い友人と再会したので その時の事を是非書きたかった。「下の文章は冬のアジア大会に役員として来日した 友人「R君」の状況を 母校筑波大学の報告書に書いたものの一部です。」
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「2003冬のアジア大会」が青森で開催された。私の大学時代のサッカー部後輩が「北朝鮮選手団」の役員として来日した。40数年振りに青森まで出掛けて 旧交を温めることが出来た。積もる話が沢山あって此処で紹介できる話は限られてしまうが幾つかを紹介したい。
現在の日本の現状から比べると想像を絶する貧困の中でスポーツが堂々と行われている状況は何なのだろう?国家の威信 、国威の高揚、世界へのアピール・会う前に想像していたものとは若干ニ ユアンスの違うものが返って来た。それは貧しくても、飢えていても、スポーツが持つ明るさを求めているように見受けられた。
サッカーの現状はどうなのか分からないが こちらのマスコミにも取り上げられているように レベルの高いサッカーが行なわれていると思われる。只国際交流が少ない為どうしても国内だけでは技術の進歩は少ない しかし国が豊かでなければスポーツの発展は無いだろう。かなり背伸びをしてこの「アジア大会」にも出場してきているように推測できた。メダルもやっと二つ取れたようだ。
マスコミが発する嘘のコメントが何故に純粋なスポーツの世界をも歪めてしまうのか 大学時代に一緒に釜の飯を食った仲間が苦労している姿を見るにつけ 早く腹を割って付き合える環境が出来る事を願って止まない。「体育科学研究所」のドクターと言う彼の立場を考え 何が真実なのかあまり深く質問も出来なかったが 元気に堂々と生きている姿を見てほっとすると同時に何時までも若くバイタリティーに富んだ生き方に深く敬意をはらいたい。」
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「中メールNO31」
「書く事・描く事・の難しさ」 2月20日
毎度下手な文章を載せていますが、我ながら何時も何時も反省ばかりです。
モノを書くのは本当に難しい。私のように文才が無く、語彙も豊でない人間がこの様な文章を書くのは自分には向いていないのではないかと 思うことしきりです。特に「HP」は世界へ発信され 知人や教え子だけなら まだしも全く知らない人に見られていると思うと冷や汗が出ます。
それだけ責任あるモノだと思うと 筆が進まなくなります。OBのY氏のように次から次へと横文字が出てきて 難解な文章表現で売っているのも「プロのモノ書き」は凄いなとも思うし ほとほと感心させられますが こちとら別に銭を貰っているわけではないのでと割り切って何とか筆を進めています。氾濫する「カタカナ語」と言われていますが 次の文章どうなんでしょうか。
中村俊輔についてHPの一節
(シンプル)な展開(パスプレー)と勝負(プレー)の(バランス)広い動きが噛み合い始めた俊輔 今の(レッジーナ)では(コアプレーヤー)の一人です。まあ(ディフェンス)貢献度では最終勝負(シーン)での(ポジショニング)や(アタック)など大きな課題を抱えています。
只マスメディアの書いたもので「 サ ッ カ ー人」の参考になるものは殆どないと言う事 ましてやテレビで解説している人種は殆どタレントの部類でサッカーを教えている人達「コーチ」に対しては参考になる話など全く聞けないと言う現実を見ると 何か参考になる事を少しでも書きたいという気持ちになって来ます。その程度のものと理解して下さい。
話は変わりますが次のページの「今年の年賀状」ですが。上が「倉岡さん」昭和40年代に湘南高校定時制におられてOBの何人かサッカーを教わり、当時講師で「相工大附属」に行かれサッカー部を作った方 その後出身地の広島に帰えられて 母校「舟入高校」で定年退職された 懐かしい先生の作品です。
彼は「版画」「絵画 ・油絵」が専門で 広島の県展で何度か優秀賞を頂いている プロ顔負けの先生です。1昨年退職記念で「個展」を開かれたので わざわざ広島まで行って見てきましたが。さすが…・・と感心して帰ってきました。
実は私も密かに「絵」の勉強をしていますが こちらも奥が深くてまだまだです。上の作品と下の「駄作」と比較して貰えれば解かると思います。
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「中メールNO30」
今年からこの大会は日程の都合上 最後まで優勝チームを決めるところまで行わず ベスト8のところまでで終了している。即ち8ブロックで各ブロックの1〜4位までを決めて 次の大会のシード校を決めて終わっている。年度大会の過密スケジュール解消のためやむをえない処置であろう。
さてその中で「湘南高校」は比較的楽なブロックであったが Eブロック4位で終了している(全体のベスト32)。2回戦に「横須賀市立総合高校」とあたり 1−0の辛勝であったが反省材料の多い試合内容であった。相手は横須賀市立の商 、工 、普通科が合併した総合高校で力はあったが、湘南はもっと公式戦の戦い方を身に付けなければ駄目だと言う印象が強かった。
3回戦「横浜商工」の試合は2-4の完敗であった。0-2の試合を2-2にして延長戦まで持ち込んだところまでは立派であったが、その後2点取られ涙をのんだ試合は頂けなかった。あれだけ追い上げて勝ちムードに乗った試合を落としたのは なんとも情けなかった。ブロックの3決は見ることが出来なかったので何とも言えないが「茅ヶ崎北陵」にこれも延長戦0-1で敗れた。
2試合を見て感じたことを幾つか上げてみたいが 公式試合の戦い方で先ず第一は相手に勝つと言う「旺盛な闘志」が不足している事。必要以上に緊張することは無いが勝負に対する厳しさをもっと持たなければ駄目だろう、技術以前の問題をしっかり持たなければ相手に勝つことは出来ない。
具体的に技術の問題を上げると、攻めに関しては2トップの個人の能力をもっと高めなければ得点は生まれないだろう。守りの4人のラインがが安定してきているので中盤の2人を加え6人の守備が安定し 運動量が増して 個人技能が高まれば もっと可能性は出てくると思われる。
この時期にあまり結果を気にすることは無いが、チームの雰囲気が「おとなしすぎる」こと、「静かな」ことが若干気になる。この辺をスペイン遠征の中でどう学習して行くのか 大きな課題と言えよう。
最大の課題はGKにある。このポジションを解決しなければこのチームは勝てないだろう。そして左右オープンから攻撃できる形をどう作るかが鍵になると思う。ディフェンスが安定してきているので かなり期待が持てると思っている。
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「中メール・NO29」
2003年のスタートで全国高校選手権大会が大勢の観客の応援を得て、最終日「市船橋1−0国見」の決勝戦は非常に見ごたえのある一戦だった。何年ぶりかで国立競技場を超満員にした試合は観客も満足したようだった。
今年の大会は日程を延ばし、1月7日、準決勝の後5日間の休みを取って成人の日に決勝戦を行ったのは正解だったと言えよう。多分連戦で8日に決勝戦をやっていたら「国見」が勝っていたのではないだろうか。そんな気がしてならない。
さて標記に「面白かった」と書いたのは、三ツ沢・平塚でやったゲームで良く教えられている、楽しみなチィームを見ることが出来たからだ。静岡学園―多々良学園、桐蔭学園−多々良学園、桐蔭学園−福島東、滝川第二−東福岡、準決勝戦、滝川第二0−2市船橋、国見2−1桐蔭学園、どの試合も楽しく見られた。
個性的なチィームはなんと言っても「静岡学園」が挙げられる。只高校生らしさと言う点では私の好みでない。それに対して互角以上に戦い、PK戦を制した「多々良学園」はディフェンスが良く鍛えられていた素晴らしいチィームだった。特にショートパスの正確さ、縦パスの精度の高さ、は見事であった。
ベスト4に残った滝川第二は戦術的に優れたものがあり中盤の作り方が非常に上手なティームだった。特にペースを変えて自分たちのサッカーをやっていたように思う。市船橋に敗れたが印象に残る良いチィームだった。
一方のベスト4に残った「桐蔭」はトップに阿部祐太朗を擁し、中盤に10番松永、7番斎藤、14番斎藤、がよくからみバランスの取れた良いチィームだった。
残念ながら準決勝戦は「国見」のトップ平山のヘディングとパワーに敗れたが好感の持てる知性を感ずる試合運びだった。阿部の将来性に期待したい。
決勝戦に残った二チームは 共に技術戦術は高校のトップクラスでありJリーグで活躍するであろうと思われる選手が数名いたが「国見」の力強さと速さは超高校級だが戦術の面でやや単調さがあり、トップ平山のヘッドと互角以上に戦い、それを打ち破った「市船橋」の優勝は見事であった。
良いチィームの共通点はディフェンスがしっかりしていること。GK、DFの中心、中盤に一人、トップに一人エースがいる事、が共通であるが、今大会では地味ではあるが守備の要の選手と、トップにエース、ストライカーがいたので楽しいサッカーが見られたのではないだろうか。
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「中メール・NO28」
「2003年を迎えて・サッカー界の動き」 1月1日
「あけまして おめでとうございます」
“2003年“を迎え「新年のご挨拶を申し上げます」
今年も宜しく御願いします。早々に賀状をいただきご返事が出来なかった 皆様方にHPにてのご挨拶でお許し下さい。
日本サッカー協会が「キャップテンズ・ミッション」なる新しい企画を会長名で昨年の暮れに打ち出しました。それを受けて各県協会では具体的な計画を検討して実行に向けて出発しました。
神奈川県サッカー協会は「2種・3種のリーグ戦」「フットサルの登録」と「ファミリーフットサルの実践」等を先ずは始めるでしょう。そして法人化に向けての動きの中で「市・町 ・村」のサッカー協会を地域協会枠の窓口としました。
他府県がやっているように日本協会の指導に沿って、市町村協会から県協会へと繋がる形に窓口を一本化して、すべての種別を同じようにして情報が流れて行くように進める予定です。
既に関東地区は「U-18スーパーリーグ」を発足して昨年は「弥栄西高校」が第1回の優勝を飾り、今年からこの種別は全国がこのスタイルになり、全国9地区の代表を決めて、「インター杯の優勝」「クラブ選手権優勝」等16チームで「高円宮杯・全国ユース大会」が行われるようでになります。
この大会を日本協会は2種の最高の大会として将来的には位置付けたいと言うねらいがあるようです。サッカー界の流れとしては当然のことであるが、
80回を越えた「全国高校選手権大会」をこれからどう育てて行くのか、
この大会をもっと大事にして行くべきだろうと私は思っている。
次に上げられるのは「ママさんサッカーの活性化」を上げているが、この事は一時のブームが去り「ママさんの老齢化」が影響してきているのではないだ
ろうか、この点についてはもう少し研究して意見を述べたい。
そして一番大事な「技術委員会」が新しく(田島幸三委員長)のもとに次のワールドカップに向けての強化方針を打ち出したが、以前から私が主張している「ジュニア」の指導がやっと強く打ち出されてきた。即ちエリート教育が最大の課題であることは間違いの無い事で、それでは具体的に何をどうすれば良いのか、かなり細かく報告されたようだ。この事については次回に回して少し細かく触れてみたい。
暮れから始まった「全国高校選手権大会」そして現役の「新人戦中央大会」については次回にまわしますが、18日から始まる「新人戦」の中央大会での活躍を記念して「年頭の挨拶」とします。皆様のご活躍をお祈りいたします。
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「中メールNO27」
「全国高校選手権・マスターズ・雑感」 11月23日
県予選ベスト4が決まり「準決勝が弥栄西-逗葉・・桐蔭-桐光」の有料試合が等々力競技場で開催され、多くの観客と応援団の後押しですばらしい環境のもとに「弥栄西・桐蔭」の決勝進出が決まった。準々決勝・準決勝、を見て強く感じたことは、
1、 パスのスピードが遅い(つなぎのパスをインサイドで強く)
2、 ヘディングが教えられていない。
3、 相手との競り合いで速さと強さが不足している。
4、 FK・CK・に工夫が足りない。
5、 得点へのゴール前の作り方に自分たちの物が無い。
6、 守備の基本が出来ていないチームが目立った。
(ボールサイド・中央・逆サイド・のポジションの取り方)
7、 勝負に対する考え方 ・どうしたら勝てるかの研究不足
昨年も同じような事を書いたが高校サッカーで楽しい事は、このチームは何を教えられているか、どんな守り方をするのか、攻めの形はどんなものがあるのか、何を鍛えられているか、チームの特色が出ているか、指導者の色が見られるか、その辺が見所であり楽しさでもある。
結局最後に代表権を獲得したのは「桐蔭学園」だった。3年連続7回目の優勝は見事である。前にエース阿部を擁し主将の松永が中心になってよくまとまり、監督の「Y先生」はさすがの采配だと思うが、これに満足しないで此処まできたら是非全国制覇を目指して欲しいと思う。
81回の歴史ある大会で「湘南・相工大」が6回「旭」5回「小田原」4回
「桐光」3回の出場記録があり、あとは2回が5校、1回が数校である。これから見ると「桐蔭学園」が平成元年から14回中7回の出場は非常に立派な記録と言えよう。「湘南」も是非がんばって水を空けられないよう追いかけて欲しい。
本大会の組み合わせが決まり、12月31日から1回戦が始まり1月2.3・5・7・準決勝、決勝戦は「1月13日・成人の日」国立で行われることになり。今後はすべてこの日に定着することになった。かなり厳しい組み合わせであり、苦戦は免れないと思うが、地元(平塚・三沢)の試合が多いので是非良い結果を期待したい。
「日本スポーツマスターズ・2002・サッカー競技・神奈川大会」
この様な40歳以上の全国大会が11月9〜12日、藤沢で開催された。湘南のOB ・中原・渡嶋 ・両氏が会場主任だったので多くのペガサスのメンバーが役員として協力していただき本当にご苦労様でした。この紙面を借りてお礼申し上げます。有難うございました。
さて大会は神奈川教員シニアが静岡選抜を決勝で破り見事な優勝を果たした。
先ずは「オメデトウ」を言いたい。シニアの大会と言っても静岡選抜は過去に「日の丸」をつけた選手が7名もいたように、かなりのレベルの高い大会であった。4日間で5試合と言うハードなスケジュールは40才台の選手にとっては体力的に見て、全試合の出場は気の毒であった。
全国9ブロックの予選を勝ち抜いた参加16チームが、4チームでリーグ戦を行い、1位同士の決勝トーナメントで最終日に順位を決めた。
地元神奈川が優勝と言う快挙をなし得たのは、決してフロックではない 、監督采配の妙味のようなものを感じた。メンバーは昔(1970年代)神奈川県の国体代表で少年選抜選手だった、小柴 ・大友・青木・那須野・宮治・山崎・西川・・選手等が中心になり数年前の教員チームで「のらりくらりと戦い」良く統率が取れて、「自由な選手交代」をうまく利用して見事な優勝であった。
5連戦で体のほうは「ぼろぼろ」になり、口では「もう駄目だ」と言いながらピッチに出ると皆勝負根性が丸出しになり監督の作戦が実を結びよい方向へ流れは進み、準決勝2−1東京・決勝2−1静岡、何れも後半に逆転勝ちを収めた試合展開は素晴らしかった。監督の「K先生」は前回の地元国体でも成年・男子の監督で全国優勝の経験があり、勝負運のある監督として、連続の全国制覇は高く評価されよう。
何と言っても充分にスカウティングした相手メンバーに合わせての自分たちの限られた怪我人だらけの選手起用が見事で、力の格上と見られた良く走る運動量の多い「熊本選抜」を破った予選リーグ最終試合は、若い指導者の参考にさせたい采配であった。何処で勝負を賭けるか、何処で我慢するか、「勝負師」の駆け引きが随所に見られ彼独特の言いまわしで大人の選手を動かす采配振りは見ていて楽しかった。
2002はこれで終了します。「トヨタカップ」「天皇杯」「高校選手権大会」と忙しくなります。又新年に入り書きたいと思います。
皆様「良いお年をお迎え下さい」 中
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「中メールNO26」
「アジア大会」で1戦1戦力をつけてきた若い日本代表が決勝戦でイラン相手に互角以上の試合をしてきた。これを見て強く感じるのは明かにJ効果が出ている事は間違い無い。個々の技術、戦術、どれを取ってもアジアのトップの力がついてきた。この中で活躍している選手の中に二年前の神奈川県の国体代表選手が2名(石川・田中)入っていた。
結果は1−2で日本が敗れたが、「オカチャン」がトンチンカンな解説をしていたのを聞いていると、確かに日本 チ ー ムは出来が良かった。自分たちのペースで終始押し気味に試合を進めていた。しかしポカミスで二点を失い、金メタルを取れなかった。即ちこれが勝負の彩で、準々決勝・準決勝・は会心のゲームで決勝に望み最後に勝てると思った試合を落とした。監督の采配ミスか?
「国体」や「アジア大会」のこのようなケースは高校生の試合に良く見られるケースであり。湘南高校はお手本に出来る身近な試合だと言えよう。前置きはこの位にして先日久し振りに現役選手の試合を観戦した。新人戦の地区リーグ戦 ・1・2 ・年生、来年の チ ー ムである。なかなかフレッシュでまだまだ未熟だが、可能性を感じる,少し サ ッ カ ーの匂いがするゲーム展開だった。
今年のJリーグで「オフトの浦和レッズ」が快進撃をしているが、彼がこの、プロ チ ー ムに最初に要求したのが「基本を大事にする事」だった。○ボールをバウンドさせない○パスしたら走る○周りを良く見る○正確に強いパスを。先日の新人戦地区リーグ湘南3−0湘南学園の試合で、私の観戦メモにもこう書かれていた。プロも大学生も高校生もサッカーは同じである。
相手の浅いラインをどう破るか「ライン崩し」の大原則は、2〜3人のトップが常に○周りを良く見ることが出来なければ、崩す事は出来ない、ボールばかりを見てオフサイドになるFWの選手は相手との駆け引きを身に付けなければ駄目だ。見方同士でつなぐパスが弱いボールは、次に生きてこない、フリーの時のパスが強く正確なことが非常に大切だと皆が理解しているチームは強い。
先日平塚で(10月14日)関東大学リーグ戦2部のゲームが開催された。仕事も兼ねて久し振りに「大学リーグ」を見て何ともレベルの低いサッカーなので、がっかりして帰ってきた。全く面白くないのは何故か?教えられていない?
どの局面をとってもパスが後ろへ逃げる場面が多く、局面を打開する攻めのパスが出来ない。只ゴール前に大きく蹴りこむだけでは得点は生まれない。
東農大3−0早稲田・法政大3−0東海大、サッカー界の名門大学が2部を低迷して、いよいよ又下に落ちてしまう状況を見ていると、何とも情けないと思うと同時に何か打つ手はないのか人事でないような気持ちになる。私は指導体制さえしっかりすれば最低2部は堅持出来ると思っている。Jリーグの影響で一流の選手が来なくなったのは事実だろう。しかし他に何か手はあるとは思う。
話は湘南高校にもどるが、今や大学は「腐っても鯛の時代」は終わったようだが、高校はまだまだ可能性はある。今度のチームもFWに点の取れる才能ある選手はいるし、中盤も終盤も教えれば伸びるメンバーは揃っていると思う。.GKが問題だがこれも鍛えるしかない。相手よりも先にボールへ寄る、この基本中の基本をしっかり身に付けて出足で勝負して早いパス回しが出来れば高校サッカーは勝つことが出来ると信じている。
私は日本のサッカーがより発展するためには「大学サッカー」がレベルを上げることだと思っている。今年も関東大学リーグ戦は10月末に終わったが、駒沢大が初優勝し、私の母校筑波大が第2位で涙を飲んだ。1部から青山学院大が落ち2部から中央大学が上がり、2部の最下位の早稲田大学が東京都リーグに落ち、新しく国際武道大学が昇格した。時代の移り変わりを強く感ずる事とまだまだやり方はあると関係者に強く要請したい。
1部2部の入れ替え戦が慶応大学0―1日本大学、入れ替え戦の常連慶応大学が6年振りに2部落ちが決まり、日大が11年振りに1部に上がった。下の2部の入れ替え戦は(東農大-横浜桐蔭大)がこれから行われるようだ。湘南から慶応大学へ進学して活躍した選手は沢山いた。私の教えたメンバーを上げると、40回奥村・41回福井・杉本・42回関口・43回猿渡・45回中野・52回八木・64回田村の名前が出てくる。尚早稲田大学も61回水谷がいた。日本サッカーを支えてきた名門大学の復活のために湘南から是非あとに続いて欲しいと思う。
今年の冬の高校選手権神奈川県予選が最終のベスト8トーナメント戦に入る
桐蔭・桐光・弥栄西・逗葉・法二・日大藤沢・厚木北・淵野辺・力は互角と見てよいだろう。しかし全国のトップのレベルではないと思う。2次予選でリーグ戦をやってきたのは色々な目で見ると進歩したと言えるだろう。11月4日(平塚・総合・馬入)10日(等々力)17日(三沢)で最高の芝生グランドで開催されることも最大の進歩と言えよう。来年こそ選手権大会を目標に7回目の出場を期待し、OB諸氏と応援したいと思っている。
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「中メールNO25」
今年の国体は夏季国体になり9月20日から5日間「高知県」で開催された。
大会前の予想では「神奈川県の少年(ユース)」が実力ナンバー1の前評判で、成年・男女と合わせて神奈川県は総合優勝を狙えると言われていた。予想に反して「少年選抜」が一回戦負けを喫してしまった。しかし成年ががんばり総合3位の成績を残し一応格好はついてほっとした。
少年選抜が日本代表コンビの「阿部・北野」を擁しディフェンスもFマリノスの選手で固め、かなりのチーム力で青森県代表「山田高校中心メンバー」にまさかの0−1の敗北を喫した。サッカーでは良くあるパターンで、70分のゲーム、ノックアウトの試合で1点取られて逃げ切られてしまったようだ。
ようだと書いたのは、私は他の会場にいて実際にこの試合を見ていないので、想像と人から聞いた話で無責任にこの文章を書いている。関東予選の状況や、練習試合等の結果や人の噂話と違って本大会の勝負は全く別問題である。サッカーの試合はいくら押していても、パスを何回まわしても、得点が取れなければ勝負には勝てない。
アジア大会で「準々決勝・日本1−0中国」この試合も同じような流れで一方的に押していた中国は点が取れず、数少ないチャンスを得点にした「日本代表」が会心の勝利を収め準決勝に駒を進めた。只この「日本代表」は押されていてもあわてずにカウンター狙いで、フリーキックから得点したのは立派であり、フロック勝ちではなく立派な実力勝ちと言えるだろう。
高校生レベルのゲームでは1回戦に良く見られる試合展開で「まとまっている」チームが勝つケースが多々あるが、この辺をきちっと抑えて行ける指導者が本物なのだろう。勝つにしても負けるにしてもこの問題を「勝負のあや」として捉えていないと「優勝」を勝ち取ることは難しい。
国体が選抜制度になって33回目を迎え、神奈川県は優勝1回(39回・奈良大会)準優勝1回(44回・北海道大会)ベスト8・10回、そして1回戦負けが11回になった。尚予選敗退が僅か3回と言うのは立派である。最低2回戦突破が目標であり、二回勝つことにより天皇杯得点が12,5点獲得できるので何とかここまでは毎年進出してほしいと思っている。
ちなみに今年は成年男子12,5点・女子27,5点・参加点10点で合計50点で総合第3位を獲得した。
次に問題点となるのが選抜選手が多岐にわたるので彼等の指導をどうするかが難しい問題となっている。上位を占める県代表は長崎県の国見高校が単独で、残りの多くはJユースと高校生の混成チームである。本県はFマリノス、桐光、桐蔭、の選手は上手くかみ合う様だが他の高校生がなかなかこの中で実力を出しきれてない、等の悩みがあるようだ。
湘南のOBも過去に何回かこの選抜で活躍した選手が思い出される。古くは48回生・曽我・瀬戸・52回生・八木・61回生・水谷・64回生・若木・田村・68回生 ・石渡の名前が記録されている。最近はかなり代表の技術レベルが上がり湘南高校からはなかなか入れないのが現状である。しかし神奈川県の代表に数名は公立高校の選手が入り、Jユースの選手とバランスが取れた時に強い チ ー ムになるのではないかと思っている。
さて話は変わるが湘南の サ ッ カ ー部が,来年の春休みに「スペイン遠征」を計画中と聞いている。時代の変化と言えばそれまでだが結構な話だと思っている。
海外遠征の問題点は学校として公に行くのは認められないが,OB会、父母会、等の個人の責任で休暇中に出かけるならOKだと言う事らしい・・お金の問題が大変だと思うがこれも親が出すと言うことなのでOKらしい・・
過去にはお米持参で春休みに「京都へ・・広島へ・」・と夜行列車を使って遠征試合をしてきたのと狙いは同じだと思う。世界を見ながらサッカーを考えることは「湘南高校サッカー部」としては正解だろう。只莫大なエネルギーと金を使ってそれだけのメリットを求めるのは大変であるが、答えは簡単、それに答える事の出来る「珠」がいるかどうかの問題である。現監督の清水先生が
決断したことなので、皆でバックアップして欲しいと思う。
この様な計画は一過性のものであっては意味がない。やる以上10年は見据えてやらなければ駄目だ。計画が定着するにはかなりの努力が必要になってくる。それに対応できる「珠」を集めるのが第一の課題である。聞くところによると湘南の学区も広がり全県下から受験できるようになるようだ。そうなれば
良い選手がもっと集まるのでは・・・と思っている。
「歴史は繰り返す」「世の中の真理」から間違いなく「湘南高校」の時代はやってくると思う。「湘南」と言うだけでは「ベルマーレ・湘南工科・湘南FC」
皆「湘南」である。時代とともに変わってくるが「湘南高校」が又王座に返り咲く日は近いと確信して「スペイン遠征」に期待をしている。
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ワールドカップ開催中JFAの招待で日本に来られた「デトマールクラマー氏」が休日の日(6月20日)プライベートに神奈川へ呼んで鎌倉見物に誘った。帰りに彼が最初に日本代表の合宿をした(1960年頃・私がお手伝いをした)善行の体育センター、懐かしいグリーンハウス(現在 ・食堂・玉屋)に寄って感激ひとしおであった。そのまま協会に来て話をしてもらった。
相変わらずの熱弁でドイツなまりの解りやすい英語で大声での講演であった。通訳として相川亮一氏(元読売クラブ監督・クラさんの一番弟子?元協会技術委員)を頼み簡潔な伝達が大変好評であった。終わってから記念品を贈呈した。湘南40回生矢沢光弘氏(鎌倉彫り)の作品を送り奥様ともども非常に喜んでもらい、私も感謝感激であった。
講演の中身であるが色々あったが特に記憶に残った物を幾つか紹介したい。矢張り強烈にインパクトのあった物は「大和魂」だった。「己の弱さに負けない心」「 チ ー ムの為に、己を捨てて尽くす心」「スパイクの紐を締めたら、家族のことも、全てを忘れ、結果も忘れ、ゲームに没頭すること」それらを「大和魂」と言い戦争とは特に関係ないと強調した。
次に日本と韓国の違いについては「韓国人はファイターだ」私のワイフを見れば解るでしょうと、77才のじいさんが40代の・・回目の奥様を指して言うあたりはさすがであった。ハードすぎると思われる事(朝食前に400メートル60秒以内を10本走る)をやらせる。ドイツ人・日本人・は出来ないだろう。アーチェリー、ウエイトリフティング、の選手も同じようにやらせる。韓国の伝統の力があるように思う。
日本対トルコ戦については細かな試合分析をしていたが特に雨のスリッピーなグランドでのパス出しが駄目だ。味方選手の足元に「ワインを届けるウェーター並の」丁寧なパスを出さなければ駄目だ。 イ ン ク ゙ ラ ン ト ゙150年の歴史の中で「勝っているチームは代えるな」と言われている。 チ ー ムと言うのは繊細だ、微妙な集合体だ、代える事によって狂う事がある。理解できない事が多かった。
10年先輩の「クラマー氏」を見て私も大いに元気づけられた。「50年コーチをやっているがサッカーは変わっていない。」と言う言葉に勇気づけられた。「正確に止めて正確に蹴る」「1対1に勝つ」原点に戻ろう。
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「中メールNO23」
「ワールドカップ」 年5月30日
いよいよ始まる、楽しみが6月9日に終わってしまうのか、はた又14日まで長引くか、17日(神戸)か18日(宮城)かいづれにしても、それ以上の話にはならないだろうと、神奈川県サッカー協会技術委員会のメンバー5人で始まる前に一席もうけ、ワールドカップを肴にした。
我々の様に本物を自負している指導者はサポターや、にわか サ ッ カ ー評論家のように、オモシロ半分で「勝った ・負けた」を論ずるより自分なりに見た「試合分析」を通して監督の評価やこれからの課題を見つけて行こうとする。それぞれの立場で早く世界の仲間入りを願いながら・・・
まず「横浜・Fマリノス2-2 ナ イ シ ゙ ェ リ ア」の試合を見てアフリカ選手の ホ ゙ ー ル タ ッ チとキックの正確さと、スピード、そして身のこなしと、柔らかさ、には感心させられたが、日本はあの真似はこれから30年経っても出来ないだろうと断言して、誰も異論はないと思う。
毎日のように埼玉・横浜・大阪・と日本の活躍を追いかけ予選リーグ突破に驚きと,歓喜の叫びを挙げ、大声で「君が代」を歌えたのは、大満足であったしかし仙台でのトルコと0-1の負け試合は不完全燃焼と、不可解な先発メンバーの起用に疑問を持ち何とも情けない結果に対し憤懣やる方無しで、最初から持っていた「トルシエ起用反対」が正解だった様に思えてきた。
フランス語だけを喋り捲り「通訳を介して、選手に物を言う」あの姿勢がどうしても私には納得できなかった。いつも何か人種差別を感じてしまい、不快感ばかりが残るのは私ばかりではなかったかと思う。考え過ぎだろうか大会が始る前まではマスコミの誰一人として「トルシエ批判」はなかった。何故だろう?
さて終わってからも日本の記者さん達は「ジーコが・ストイコビッチが」と言って人の名前を借りながら「トルシエのメンバー起用」を批判していた。クラマーさんが講演の中で100年前から「勝っているメンバーは動かさない」コーチの大原則だと語っていた。トルシエに何があったのか私には解せなかった。
今回の私の見たベストマッチは「トルコ1-0セネガル」準々決勝(長居)だった。あいにく行く予定がテレビ観戦になったが、代わりに行った息子が感激してレポートを送ってきた。特にレフリーが良かったと報告を受けたが、試合内容も本当に素晴らしかった。是非セネガルに機会があったら行きたいと思った。
矢張りと書いたのは最初からOB仲間の予想で穴ねらいでこの目を買っていたのでいささか自慢でもある。理由は色々あるが、幾つかを思い付くまま列挙してみよう。
○ サッカーは髪型・顔形(美形)でやるものではない。格好を気にしているものは勝てなかった。むしろ格好悪い方が強い。
○ マスコミの書いた物は嘘ばかりだ、真実を見る目を持たなければ駄目だ。
碌な記事が無かった。特に「トルシエ批評について」ジーコがこう言っている、 ス ト イ コ ヒ ゙ ッ チがこう言った、と人の名前を借りて書いているのは情けないと思った。そして終わってから徐々に真実が出てきた…・
○ 正しい サ ッ カ ーが勝つ、正統派がやはり強かった。
○ しっかりと準備できないところは勝てなっかった。イタリア・フランス・ポルトガル・ ア ル セ ゙ ン チ ン・大会前2週間では準備できない。
○ 悪質なファールをするチームは勝てない。いわゆる タ ゙ ー テ ィ ーな、きたないファール(相手を掴む・引っ張る・引っかける等々)をする チ ー ムは勝てない。
○ 裏を返せば正しいディフェンス(一対一の間合い・身体の寄せ方・使い方・ゾーンディフェンス・ラインの作り・正しいタックル等々)はドイツ・ブラジル・が世界一であった。
○ 攻めについては組織としてはトルコ、個人技ではブラジルが世界一だろう。
今回のベストゲームに「 ト ル コ‐ セ ネ カ ゙ ル」を挙げたのは、アフリカの選手独特の唸るような個人技が随所に見られ、 ト ル コの流れるようなすばらしいパスワークがあり流石ワールドカップと言うゲームを見る事が出来て本当に生きていて良かった・・・・
○ 多くの人はブラジル有利と予想したが、どうもブラジルの守備に不安を感じ、ドイツが優勝して欲しいと戦前に書き、特に子供達に正しい サ ッ カ ー ・きれいな サ ッ カ ー・フェヤープレーが一番大事な事、で世界を制すると声を大にして言いたかったが、ベストメンバーのブラジルがドナウドの2発で見事な優勝に終わり「横浜国際競技場」で素晴らしいファイナルの幕を閉じた。
6月30日大成功でファイナルの幕を閉じたが、「大成功」の受け止め方は人それぞれの立場で違うものだろう。私は「無事何事も無く終了」を第一に挙げたい。特にフーリガン・テロ・の心配が全く無く終わった事は関係者として何よりもうれしい事であった。(TVKの イ ン タ ヒ ゙ ュ ーでこれだけは言わせてもらった)
次ぎに「日本チーム」の活躍と「韓国チーム」の出来すぎが、挙げられるだろう、何はともあれ戦前の予想を上回って決勝トーナメントへ進出した事は立派であった。ましてや韓国のベスト4は見事と?言うしかないだろう。しかし日本最後のトルコ戦の負け方が悪かったのは「トルシエ」これまでか?…で終わり、残念な結果であった。
茶の間へのサッカーの進出は目を見張るものであった。日本国中がテレビに夢中になり「サッカーの楽しさ」を味合った一か月だったようだ。にわかフアンに、にわか解説者が説明してきたサッカーがどんな形で根付いて行くのか心配だが「百聞は一見…」子供達は世界を目のあたりにして必ずや生かされると確信している。
私が50年掛けて言って来た事がテレビでジダンが「フランスのサッカーは…」と語れば子供達はうなずいていた。ドイツ ・ブラジルが決勝に残った事は,正しいサッカーが世界一になるのだと言う「見本」みたいなものだ。一対一のディフェンスが課題です、基本が大事です、100年も前からサッカーは変わっていない「クラマーさんの」言葉が懐かしく響いた。
にわかフアンに,にわか解説者、にわか記者等々「にわか」はかまわないが真実を伝える、本当のサッカーの楽しさを語る、そんな記事が少ないのは残念だが、この大会で素晴らしいと思ったのは、三位のトルコ チ ー ムが勝って韓国と肩を抱き合ってウイニング・ランをした光景は美しかった。そんな意味で今回の敢闘賞はトルコに上げたいし、子供達の見本にしたい チ ー ムだった。
沢山の教え子からメールを頂き全てに返信できなかったがこの文章に代えさせてもらいたい。又少しづつ「中メール」を書かせて貰います。現役はもう直ぐ「冬の選手権1次予選」が始まります。7月の予選トーナメントからリーグ戦11月2次予選と続きます。是非応援を頼みます。
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「中メール NO22」
「インサイドキック」 2002・5・3
関東大会神奈川県予選が4月13日から始まり、武相0-1桐光・大和1-5桐蔭、の準決勝戦で(桐光・桐蔭)が神奈川県代表になり、桐光が久し振りに優勝し5月25日から始まる本大会へこの2校が駒を進めた。ワールドカップの関係で例年より早く始まるこの大会は群馬県藤岡市で開催される。
この大会1回戦で湘南は0−1で東海大相模に惜しくも破れ、内容は良かったが決めるべき処で得点できず涙を飲んだが、気になった事は3年生が最終学年と言う自覚が足りないのか、「3年生らしさ」が感じられなかったのは残念であった。代表校と比較しても技術的には変わらないのだが?
またどのチームを見ても「インサイドキック」が出来ていないのが目に付いたが、それはキックを語る以前の問題で、体の作り方、子供の頃に身についたもの、が間違っているのではないかと思えてならなかった。
特に股関節の硬さが目に付いたが、生活習慣から来る物か 股関節を開いて足首を固定して正しくインパクトする「インサイドキック」が出来ないのは何故だろう、この春休みにサッカー協会から海外指導者研修会にスペインへ派遣された清水先生がこの事を強く感じて帰られたようだ。
即ち諸外国は子供の頃(12・3才)から成長過程に合った科学的方法で常に「ストレッチ」をやっているそうだ。日本でも相撲の「股割り」に見られるように股関節のトレーニングが、怪我の予防にも、 「 イ ン サ イ ト ゙ キ ッ ク 」の正確さの為にも大事な補助運動と考えられるのではないかと想像している
私も20年ほど前に オ ラ ン タ ゙のスポーツ・シューレで子供たちの合宿練習で午前中は「陸上・柔道・体操・水泳」の練習をして午後に サ ッ カ ーをやっているのを見てなるほどと感心して帰って来たが、その後の日本の練習方法はあまり変わってきていないのは何故だろう。「子供の中から勝ち負け」の サ ッ カ ーをし過ぎる事に他ならない。そろそろこれも終わりにしてはどうだろうか?
さてこの「キックの正確さ・強さ・丁寧さ」がもう少し出来るようになればチーム力はぐーんと上がると思われる。高校生のチームでキックと、ヘディング、をしっかりと教えられているチームは強いと言うのが私のこれまでの持論である。
そして最初に上げた「三年生らしさ」が出てくれば勝負強さが出てくるだろうと思っている。即ちこの「らしさ」とは「集中力」に他ならない。過去に県大会を制覇できた時は、この「集中力」が県内のどのチームよりも優れていたのではないかと、思っている。
さて時が過ぎるのは早いもので、この「中メールも」丸1年経ってしまった。私が50年かけてやってきたことが、今日NHKのテレビで「ジダン」が語っていた「サッカーはチームスポーツだ」の一言が全ての結論である様に、2002・ワールドカップを見て「日本のサッカー」「湘南のサッカー」に役立ててくれる事を願い一先ず終わりとしたい。
最後にインターハイ神奈川県予選がが始まったようです。代表になる事を念じながら筆をおきます。
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4月の13日から始まる関東大会を前にして春休みの練習試合を何試合か見させてもらい、OB諸兄のご意見なども加えて少し感想を書いてみたい。
3月17日対附属の試合は2−0で勝ったようだが見ていたOB諸兄が口をそろえて言うのを聞いてみると、個人技術は上手くなっているがチームとしてはどうもいまいちだねと言われる。
その後県の国体代表候補と互角の試合をやり、東京の日本学園高校と練習試合をやったが、4分6分で押し気味のゲームで2点は確実に取れるゲームだったが結果は0−0で終わった。
試合後の私の感想は「未だチームになっていない」の一言だったが、解りやすく説明すると個々の局面はかなり上手く繋げるようになってきたが何処かで必ず切れてしまう。
即ち個々のやるべき場面で何処かにミスが生まれ殆どフィニッシュまで行く事が出来ない。トップに蹴られた「くさびのボール」を正確にコントロールしてキープする時も、味方に落とす時もミスが出てしまう。
また相手ボールを奪ったディフェンスの選手が味方に正確に繋いで、さあこれから攻撃の場面と言う時、あわてふためいて意味も無くただ前方へ蹴ってしまうと言うように「チーム戦術」を考える以前の問題で終わっているのが現状であった。
湘南らしさとは「流れるようにパスがつながり」 フ ィ ニ ュ シ ュまで行ければ「やる者も見る者も」楽しい、そんなサッカーを期待したいと前回も書いたと思うが、今一歩で「チームプレー」が出来る処まで来ていると思っている。
その後3月末(27日〜30日)に「静岡遠征」をして,5勝2敗1分の記録で素晴らしい試合結果で帰り 大会に向けての調整に入った。静岡では予選リーグ戦「2-1勝・静岡高校・0-3負・静岡大学・1-0勝・金沢桜丘高校・5-0勝・東葛飾高校」等かなりレベルの高い相手と内容の濃いゲームを消化して、監督の先生から「大分チームらしくなって来た」と報告を受けたので、これからの「関東大会予選」を期待している。是非OBの応援をお願いしたいと思います。
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「中メール NO20」
「県高校地区選抜研修会他」 3月1日
今年も2月3 ・10 ・11日に各地でこの大会が開催された。国体の選手選考をかね優秀選手を選抜する研修会であり、それぞれ地区の代表選手はモチベーションも高くかなり力の入った試合が展開された。特にクラブ側からF マ リ ノ ス,湘南 ヘ ゙ ル マ ー レ、川_ フ ロ ン タ ー レ、 ユ ー ス、も参加して高校生との試合ではかなり エ キ サ イ トしていた。
当初は各地域で埋もれている選手を発掘するのがねらいであり、かなりの成果があり高く評価されていた。しかし時間の経過と共にそれぞれのチームの思惑が若干食い違って来るようになってきた。そんな中で行われたこの大会も各チームの力の差が現れ、その上雨にぶつかり学校の土のグランド状態が悪く怪我人も出たようだ。
さてこの様な大会が行われ良い選手を選ぶと言う事になり、その評価基準をどうするか 既に「日の丸」をつけている選手もいる中で これはと言う選手を選ぶのは大変むずかしい、高体連の技術委員がそれぞれの思惑で評価した様だが全体にレベルは上がってきているが、ずば抜けた選手は見当たらなかった。
プロの卵と言われる Jクラブの選手が100名ほど参加していたが将来プロになれる選手はこの中に何人いるのだろう、多分2〜3名位だろう(F ・ マ リ ノ ス ・湘南 ヘ ゙ ル マ ー レ・川崎 フ ロ ン タ ー レ・etc)残された選手たちはどうなるのだろう、この辺の問題を解決しないと大変な事になる。
サッカーと言う競技は良いプレーはなかなか真似出来ないが、悪いプレーは直ぐ真似する、特にJリーグで見られる相手に抜かれた後に手を使って掴む,押さえる,引っ張る等の悪いプレーは直ぐ子供達は真似る。私はサッカーでは一番悪質なファールの一つだとだと思うので、こう言う事をやる選手は絶対に選ばれない様に願っている。
横須賀三浦地区の2年生チームが優勝したが,北相選抜、湘南選抜,湘南 ヘ ゙ ル マ ー レ、横浜F・ マ リ ノ ス、それぞれ一長一短で力は互角だった様に見受けられた。これは「珠」だと思われる選手が2〜3名いたが、これからを楽しみに見て行きたいと思っている。(今年の国体選手に入って来るだろう)
湘南地区選抜に湘南高校の「牛山旬平 ・2年」が選ばれて頑張っていたが、おとなしい真面目な選手で自己をPRするプレーが少なかった様に見受けられた。
さてここでもう一度「湘南高校のサッカーはどうすれば良いのか」皆で考えよう。わかり易く言えば攻めにおいては「スピードと(ため)」の組み合わせを如何に正確に出来るかである。ナショナルトレセンU−12のテーマが「クリエイティブでたくましい選手」と今更ながら新しいもののような事が書かれていたが、そんなことは100年も前から言われてきた事である。
守りについては「1対1」の守り、「ゾーン」ディフェンスを理解し出来るようにする事、ボールを奪った後の最初のプレーを適切にする事を第1に挙げたい。マンマークの出来ないディフェンスでは先ず守る事は出来ないだろう。
Jリーグが3月2日から開幕する。どのチームも外国人監督が大はやりでなかなか国際的だが彼等の良いところは自分の「主義主張に徹する事」「 外国人選手を上手にコントロール出来る事」 が挙げられる。
私は浦和レッズのオフトに注目している。彼はあまり目新しい事は言わないが(基本に忠実)が 「主義主張」だと見ている。そんな訳で高校サッカーも同じ事が言えると思う。何か目新しい事が良い指導、良いサッカーと勘違いをしてはいけない。もう一度声を大にして言いたい。
良いサッカーとは 出足で相手に勝つ事(速いボールへの寄り)体を使って相手より速くボールを奪う事、そして正確にコントロールすること。処理したボールを如何に相手の逆を取って 味方の有利な状態へ持ち込む事ができるか。一口に「基本に忠実」と言う事は簡単だが そこに徹する事は難しい。
又同じ事を言っていると言われると思うが「速くて正確なパス」が流れるように展開して行くサッカーが観ていて楽しい、やっている選手達はもっと楽しい、そんなサッカーを期待したい。
またまた「湯浅健二君」がW杯を“誰よりも楽しむために!
サッカーを「観る」技術(新潮社)を出版した。面白く読ませてもらったが、技術の解説書ではない、試合の状況を逐一細かく得意の表現力で書き上げて行くエネルギーには感心するが、世界の超一流プレーヤーだから出来るので・・
われわれ普通の日本人がどうすれば「世界のサッカーに観られる あの速さと正確さ そしてあの感性」は永遠のテーマであって、ヒントを与えてくれる素晴らしい資料だと思うので是非一読を進めたい。
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「中メール NO19」
「2002・苦言 ・提言」 2月8日
新年の苦言 今年の提言 「元気に長生き ぴんぴんコロリが出来る様 精進しよう。」この年になるとそろそろ「老人問題」を真剣に考える時期に来ている。長く寝込んだり痴呆状態で人様に迷惑をかけたりしないように 「ピンコロ」と最期を迎えるにはどうすれば良いのだろうか、そんな希望を持ちながら元気に動き回れる事を願い「サッカー界に苦言」を呈したい。
サッカー協会で毎日生活していると 時代の変化を痛切に感じる 書店に行くと 凄い量のサッカーに関係する本が並んでいる あれが全て売れていると思うと 恐ろしくなる。著者「都並・」「ジョージ・」「湯浅・」「大住・」「後藤・・」「風間・・」「田島・・」数千円もする本が50冊ぐらいあった。本当に驚いた。
さて本題に移るが、日本のサッカーはどうすれば良いのだろう、2002は終わったと見て2006・2010 ・年に焦点を合わせるべきだろう、現在の中 ・高 ・生年代の強化に徹しなければ,進歩しないなような気がしてならない。上記の先生方が2002については色々書かれるので、私はその先に目をむける事を強調したい。
先生方にケチをつけるつもりはないが、テレビの解説者も、サッカー評論家と言われるどの先生も 皆さんタレントと言う 種族に属する方ばかりで 言われる事 書かれることに重みが無い 私ごときが言えるような柄では無いが 別にここで書くのは許されるだろう。それは「大会前だからトルシエ批判をしないのか」マスコミの先生方がどうにも私には納得できない。
何年も日本にいる指導者が「日本語を喋れないで」選手と意思が通じるのだろうか、日本語を身につける努力をしているのか、フランス語が格好良いなら他で喋ってほしい、自分のスタイルを崩さないなら「中田選手」のスタイルも大事にしてはどうだろうか、フランスのサッカーは昔から大好きだが、私はフランス人の頑固さは嫌いだ。
「フイリップトルシエ」の頑固さや「中田英寿」の個性の強さは サッカー選手にとって必要な要素だと思うが,それは内に秘めたものであって、あまり表面に出して売り出すものでは無いと思う。
サッカーで最も必要な事は「キング ・ペレ」が言う、他人の心を思いやる,暖かさ、謙虚さ、思いやりの精神、等〃、相手の気持ちを常に考える「フェヤープレーの精神」であろう。勝負に勝っても敗れた相手の気持ちを理解できるようになる事が一番大事な事だと思う。
言葉の問題で日本サッカー協会が5年ぐらい前からインターナショナルに通じるように「サッカー用語の統一」を掲げ横文字の「用語」を指導書に統一して発表した。その意図するものは大変重要な事で、それが普及発展して日常用語として若い指導者に使われているのが、最近目にするようになった。しかし指導用語は言葉だけの問題ではない。
子供達に正しい技術を身につけさせるにはどうすれば良いか。一つの例を挙げてみたい。「マノン・Man on」(相手が来ているよ・・・)「ターン・Turn」(ファーストタッチで前を向け)この二つの用語がどこでも使われるようになった。しかし言葉が一人歩きしてもっと大事な事が忘れられているようでならない。
「後ろの声は神の声」クラマーさんが使われた言葉で。「味方に後ろから声をかける場合」もっと幅広く、「持て」 「走れ 」 「よし 」「おとせ」「そして二人だけにしか解らない言葉」「何も言わなくても通じる動き」等〃サッカーは難しい・・・只「マノン」「ターン」だけで良いだろうか。
「用語の統一」を指導者として学習する事は大事な事だが、それ以上に大事なことはそれらを理解した上で自分なりの指導方法を作り上げる事ではないだろうか。学習する事即ち指導力が上がる事ではない、学習して、工夫して、子供たちの実態を掴み、悩み苦しみ自分のものを作り上げるのではないだろうか。
この事は審判にも言えると思う「良い審判とは」教科書に書いてあるとうりでは真の1級にはなれないと思う。経験と技術の上に「学習と工夫」があり自分の個性があって選手に信頼されるのではないだろうか。近年選手の技術は向上しているが、日本の審判技術はそれについていけない様に思えてならない。
特に激しく当たる場面で,接触した地域(中盤・相手ゴール前・見方ゴール前)により選手は倒れる場面,頑張る場面、その時の状況判断を的確に出来る審判は少ない、最近世界の試合をテレビ観戦してそのすさまじさに驚かされるが、レベルが高いほど審判の技術も高いのには感心させられる。
かなり専門的になるが選手は中盤で倒れていてもあまり戦況には影響しないと見れば簡単に倒れたりしない。ここはFKを貰おうとすれば倒れるし,PKねらいのドリブルでしかける場面はそれなりに判断が難しくなる。ディフェンダー
もそんな事はすべて理解して激しくぶつかり正当にチャージしてそこにサッカーの醍醐味が生まれる、それを正しく判定するのが審判の実力である。
しかしまだまだ日本の審判でその辺のノウハウをきっちりと判定できる審判は少ないような気がする。神奈川県の現状はどうだろう、この辺の問題を「審判・技術」の委員会関係者が話し合い、お互いに研修して「接触プレー」の共通理解をする事が先決だと思うが、幸いにその辺の動きが最近出て来ているようなのでこれからが楽しみである。
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「中メールNO18」
「2002 ・年頭の抱負」 2002年1月19日
「寒中お見舞い申し上げます」2002年 新しい年を迎え多くのOB諸氏から年賀状を頂き有難う御座いました。.全ての方にご返事が出来なかったので、このメールに代えさせて頂きます。記念すべきW杯の年、宜しくお願い致します。
「80周年記念おめでとうございます」一口に80年と言っても大変に意義深い、歴史の積み重ねだったと言えるでしょう。.約半分の40年間私個人としてお付き合いして参りましたが本当に多くのことを経験しました。そして多数の優秀な教え子と接する事が出来、楽しかった湘南サッカー部に感謝しております。
さて現役の新人戦県大会1回戦対日大0―5で完敗の結果に終わりましたが最初のゲームとしては内容の濃い良い試合であったと思っています。
現在県サッカー協会に高等学校は213校が加盟しております.地区予選を経て64校で新人戦の県大会が行われましたが試合内容から見てベスト16位の実力と言えるでしょう。まだまだ可能性のあるチームです期待しましょう。
今の時期にあまり出来上がらない方が良いと思います。特に今回は生活態度の良くない者、試合態度の悪い者、を除いて大会に臨んだと言う事で、私は大賛成です。胸を張って堂々と戦うのが「湘南らしさ」だと思います。勝ち負けよりも80年の伝統に培われた「湘南のサッカー」を見せて下さい。最後は正しいサッカーが勝利を収めると言えるでしょう。
正月の全国高校サッカー選手権大会が終わり、「国見高校」の2連覇は素晴らしい結果だと思います。湯浅君のHPの「トピックス」を見ると「理想と現実の相克」正しいサッカーと勝つサッカーを、るる 横文字の連発で書かれていたがそのとおりだと思います。(高校サッカーの特殊なシステム環境)
それを超えられないのだから、若い指導者は情けないと言われてもしょうがないでしょう。また現高体連システムの 「サドンデス ・トーナメント 」を批判するのは簡単だが、どう改善するかの抜本的解決法を出さない限り良いアドバイスとは言えないのではないでしょうか。(それでは単なる評論で終わってしまう)
新人戦は準決勝が、桐光学園3―0旭・日大藤沢0―1弥栄西・決勝は弥栄西 高校が延長PK5-4で勝ち優勝した。なかなか見ごたえのある好ゲームだった。特に桐光学園の選手を注意して見させてもらったが非常に楽しみな選手が数名いるので、今後の彼等の活躍を期待したいと思った。久し振りに公立高校の「弥栄西」にも良い選手が数名いました、今後の成長が楽しみになった。
さて高校もそろそろ改革の時期に来ているのではないか。幸い湯浅君が提唱しているリーグ戦が実現する運びとなりました。「Uー18関東リーグ」がスタートします。主催者側の責任者として「このリーグ戦は」何とか育てたいと思っている。
最初に神奈川県から参加するのが今日決勝戦で戦った「桐光学園・弥栄西」である。歴史的な機会に直面した両校が積極的に参加しこの大会を盛り上げられる事を願い、関東サッカー協会として敬意をはらいたいと思う。加えてクラブから良いチームが参加できることを願って止まない。(横浜F マ リ ノ ス・FC東京ユースが参加予定)
そして神奈川県でスタートした第2種の「チャンピオンシップ」高校とクラブのチャンピオンを決める夏に開催するこの大会を、もっともっと大事にしてこれからの日本のサッカーの礎になる大会に育てなければだめだと言う事を提言して2002の「年頭の挨拶」としたい
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中メール・N017
「2002・ワールドカップ」 12月15日
12月1日W杯の組み合わせ抽選が韓国で行われた。日本がH組に入り、ベルギー・ロシア・チュニジア、と予選リーグで戦う事になった。マスコミが取り上げプロの物書きが、いろいろ書いているので私なりの感想だけを述べたい。
まず同じ組のこの3チームは地味だが力は日本より はるかに上であると言うことはサッカーマンなら誰でも思うことである。またサッカーと言う競技は力が上のチームが絶対勝つと言えない「面白いスポーツである」と言う事もサッカーマンなら誰でも知っている。
天皇杯の中央大会が始まり「東海大学」「奈良産業大学」がプロチームに勝って「大宮」「平塚」が惨めな負けを喫して、サポーターから散々ののしられていたが、私もこの試合のコミッショナーとして本当に情けないと思った。そしてプロとは名ばかりのJのチームに反省を促したいと報告書に記した。
ではプロとは何か 私見を述べるならアマチュアとは明かに力の差があると言うことで、ゴルフ然り・相撲然りである。勝ち負けのことではなく、内容が全く違うと言う事である。東海大学―大宮アルディージャ、奈良産大―ベルマーレの2試合とも結果もさることながら内容が明かに大学生が上まっわていた。
さて本題に移るが「日本代表」は予選リーグを勝ち上がれるのか、私は悲観的な見方をしている、只1勝1敗1分けで上がる可能性はあるが、そんなには甘くはないだろうと予想している。サッカーは何が起こるか解からない 地元開催の地の利を得て夢が実現するかも?冥土の土産にし |