先発  GK河野、左BK岩村、CB羽田、宇喜多、右BK石川、MF上原、人見、左MF井東、右MF佐竹、FW塚本、阿部  35分ハーフ 延長10分ハーフ

相手の大和南は、湘南にもいた樺沢先生が昨年まで教えていたチーム。昨年は、U18のK2リーグで対戦し負け。大和南は、西湘、湘南を抑えてK1へ昇格した。昨年は中盤に核になる選手がいたが、今年は少々見劣りする。しかし、お互い、指導者がきちっと教えている成果がみえ、守備は組織的で堅い。一方、攻撃では両チームとも、技術不足、アイデア欠如で、ボールは運ぶものの、決定的チャンスがつくれない。

前半は、得点につながるチャンスは両チームともなく終了。後半では、湘南は、FKからの空中戦で高さを活かし、数回、頭でのゴールをねらうが、決まらない。大和南は、中盤のつなぎ、セカンドボールへの反応では湘南に勝る場面が多いが、肝心のバイタルエリアでは仕事ができない。大和南は、30分にCKからセカンドボールを奪取し、右から放り込んでこぼれたボールがそのままゴールインしそうになったが、湘南GKがCKに逃げた。延長でも流れは変わらず一進一退の状況。延長前半7分には、左サイドを突破した阿部が、相手GKが前にでているのをみて、そのまま30m位のシュート、しかし、枠に入らない。後半8分には、左サイドのFKからのこぼれ球を上原がシュートするが、GK正面をつく。結局0−0で終了。

PK戦では、大和南の2人目を、湘南GKがセーブ、4人目がポストにあててはずす。一方、湘南は4人が決めて4−2で勝ち。

課題の多い試合内容でしたが、2,3月に積み重ねた練習試合での成果ともいえる「守備の安定」は、表現できたと思います。

しかし、攻撃ではパスミスが多く、セットプレーか、相手のミスがないと得点が入らない状態と思われます。これから3試合の相手は、勝てない相手ではないようです。1試合ごとに、チームが作られていき、ブロック1位を目指してもらいたいものです。